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AUDI A5 SPORTBACK アウディA5 スポーツバック

Hatenaブックマークに追加 この記事をクリップ! 2010/04/12

性能、機能、質感…アウディの価値をすべて内包している

クーペ、カブリオレに続くA5シリーズ第3のモデルがこのスポーツバック。軽快な走りと高い機能性を併せ持つ新ジャンルだ

AUDI A5 SPORTBACK アウディA5 スポーツバック

■桂 伸一の見解

スポーツクーペとしての美しさとスポーティさ、アバントに匹敵する荷室容積を持つ使い勝手の良さと、セダンの居住性を併せ持つ。A5スポーツバックはカジュアルに多用途に使えながら、スーツも似合うフォーマルなサルーンとしての顔を持つ偉大な存在だ。

と最初から言い切れるほどA5スポーツバックには時代にマッチした性格が感じられる。用途に応じてクルマを使い分けるなんて必要ない。これ一台ですべてがまかなえてしまう。

2ドアクーペのA5とも、セダンのA4やA6とも見紛うスタイリングからしてすべてを兼ね備えている証し。しかも駆動系やパワートレインは、アウディ自慢のクワトロ4WDと直噴2Lターボだから、操安性と、出力と燃費にも優れた盤石のユニットの組み合わせだ。

車重1730kgの試乗車を2.0TFSIとツインクラッチ式ATの7速Sトロニックがスムーズにダイレクトに走らせる。

車重に対して2Lでは非力か!?と思ったのはアクセルを踏むまで。加速した瞬間になるほど3Lに匹敵するパフォーマンスと、そんな思いは消し飛んだ。

CO2排出量193g/kmと12.0km/Lの燃費、ブレーキエネルギーを回生して電気を蓄えオルタネーターの負担を軽減して燃費に貢献するエネルギーリカバリーシステムも搭載する。小排気量ながらキャラクターに見合うパフォーマンスを発生させるエンジンであることを強く意識させられた。

低回転からターボトルクを瞬時に立ち上げるエンジン特性とSトロニックのダイレクトな伝達力によって、アクセル操作でスムーズにも豪快にもいかような走りにも転じられる。

前後40対60の駆動配分によるFR的感覚に、初期からクイックな動きを持たせた可変ギアのステアリングがよりスポーツ度をアップ。

そこにクーペ比プラス60mmのホイールベースと、前後950kg対780kgの重量配分、巨大なリアゲートの開口部の影響を微塵も感じさせないボディ剛性感の高さが、誰もがわかりやすいアウディの世界観をつくる。

アンダーもオーバーステアにも変化しない、路面をとらえて離さない接地安定性の高さとハンドリングは安心感そのもの。高速直進性を含む重厚感の高さも、A5の、というよりアウディが一貫して持ち合わせる特性。

ボディや室内の質感の高さは、ドイツ車のなかでも頂点といえる。このバランスの良さこそアウディの価値なのである。

SPECIFICATIONS(2.0TFSI quattro)
PRICE:5,750,000yen
DRIVE SYSTEM:4WD
TRANSMISSION:7S-tronic
LENGTH:4710mm
WIDTH:1855mm
HEIGHT:1390mm
WEIGHT:1710kg
WHEELBASE:2810mm
SEATS:4
ENGINE:INLINE4 DOHC TURBOCHARGED
DISPLACEMENT:1984cc
POWER:155kW(211ps)/4300-6000rpm
TORQUE:350Nm(35.7kg-m)/1500-4200rpm
USE FUEL:PREMIUM/63L
FUEL CONSUMPTION(10・15 MODE):12.0km/L
TIRES:245/40R18

  • 写真・向後一宏 photos / KOHGO Kazuhiro

【AUDI A5 SPORTBACK のカタログを見る】

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インパネのデザインはA5と同様。ナビ等を制御するMM(I マルチメディアインターフェイス)を標準装備。フレームレスのドアウインドウを採用し軽快感を演出する

AUDI A5 SPORTBACK アウディA5 スポーツバック

電動開閉式のリアゲートを開けると480Lの荷室空間が広がる。さらにシートバックを倒せば最大980.まで拡大する。また荷室には12Vの電源ソケットを備えている

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エンジンを縦置きし、その直後にフロントデフ、7速Sトロニックを配置。バッテリーは後方ラゲージコンパートメントに移設することで重量バランスを最適化した

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