MERCEDES-BENZ E-CLASS STATIONWAGON メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
機敏さと粘りと、ロングドライブにピタリの一台
直噴エンジン、AMGモデルも同時デビュー、Eのワゴンは話題満載でもうすぐ上陸する
■日下部保雄の見解
エステートのラゲージルームは広大だ。数あるワゴンの中でも間違いなくトップレベルだ。しかもデザインに破綻をきたしていないのが素晴らしい。欧州仕様では7人乗りも設定されているので、現行型より350Lも広い1950Lの容積もうなずける。そしてブルーエフィシェンーはメルセデスのエココンセプト。その代表的なエンジンで、特に目玉の250はEクラスの大きなボディに4気筒の1・8Lエンジン+ターボ過給で、205ps/31・6kg-mと高トルクを稼ぎ、合わせて小排気量で燃費も良い。ちなみに350もすでに欧州では着々と環境対応を進めている。動力性能は250で十分。市街地からアウトバーンまで過不足ない走りが出来る。特に低回転からの大きなトルクは250に排気量以上の力強さを感じる。さすがに登坂ではもう少しメルセデスらしい余裕が欲しくなるが、そんなユーザーには350がピッタリだ。エンジンに見合ってセダンと遜色ない走りをみせる。4気筒でフロントの軽い250はフットワークも良い。乗り心地ではややリアからの突き上げを感じる程度。静粛性も高くて、誰もが使いやすく安心できるシットリした走りは健在。
メルセデス曰く「5代目」となるミディアムクラス=Eクラス・ステーションワゴンがAMGシリーズと共にデビューした。
セダンに比するプレステージ性に加えて「いい道具」としての信頼度も高く、日本市場でも多くのファンを持つこの車の完全刷新に伴う最大のトピックは、久々の4気筒復活=E250CGIの設定ということになるだろう。204psを発揮する1・8L直噴ターボは0~100km/hを8・4秒で加速させるなど充分な動力性能を持っている一方で、180g/kmという画期的な環境性能も両立させている。他のグレードはセダンと同様のV6のE350、V8のE550が設定される模様。そしてブルーテック・ディーゼルのE350CDIも日本導入が検討されているという。
セダンと違い、リアにセルフレベリングのエアサスを標準装備するワゴンの走りは剛性感も含め、ボディ違いのネガを全く感じさせない。昨今のメルセデスらしい、機敏さの中にねっとりとした粘りのあるロードホールディングは長距離走行の機会が多いワゴンにより適している。そういった点では特にE250CGIの一際高い軽快感がピタリと合っているといえるだろう。
SPECIFICATIONS(E250CGI BlueEFFICIENCY)
DRIVE SYSTEM:FR
TRANSMISSION:5AT
LENGTH:4895mm
WIDTH:1854mm
HEIGHT:1471mm
WEIGHT:1950kg
SEATS:5
ENGINE:INLINE4 TURBOCHARGED
DISPLACEMENT:1796cc
POWER:150kW(204hp)
TORQUE:31.6kg-m






