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MERCEDES-BENZ C-CLASS STATIONWAGON メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン

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本気で欲しくなる完成度の高さ

すでに日本で1万1000台以上も売れている(08年3月現在)セダンから遅れること1年弱
ようやく新型Cクラスのステーションワゴンが上陸。最大のライバルはCのセダンかもしれない

 昨年本国で発表されて以来、個人的にもっとも気になっていたクルマがこの新型Cクラスワゴンだった。適切なサイズ、適度な乗り味、それなりに適当な価格と、190以来3代続くCクラスの立ち位置はずっと変わらない。メルセデス・ベンツ日本の説明でも、セダンよりユーザー層は10歳ほど若く、30.40代がメインなのだという。

 グレードにアバンギャルドとエレガンスがあることはセダン同様。それぞれに1.8LスーパーチャージャーのC200と2.5LV6のC250の2種類がある。いまのところセダンに設定されている3LV6のC300はなく、トップモデルとしては6.2LV8を積んだC63AMGステーションワゴンが用意されている。  外観は従来モデルに比べ、テールゲートの角度を立たせユーティリティを重視したデザインとなった。ボディサイズは旧型比で全長50mm、ホイールベースは45mm拡大されている。その結果、積載容量はこのクラス最大の1465Lに達する。

 一方、セダンでスポーティ方向に大きく乗り味を転換したと言われたこの204型Cクラスだが、果たしてワゴンではどう違うのか? アジリティ(俊敏性)を標榜する点はセダンと同様だが、セダンの最初期モデルに感じた違和感のようなものはなく、すでにこなれた印象でメルセデスらしい快適性を両立していると感じた。基本的にはセダンと同様の走り味で、ありがちな無駄なスペースを運んでいるという感覚はない。

 C250に先に乗る。2.5LV6のまったり感はやはりいい。7速ATとの相乗効果もあって、必要以上に飛ばそうという気が起こらない。アバンギャルドかエレガンスかという点においても、恐らく6:4から7:3でアバンギャルドの方が人気だろうと推測される。しかし、エンジンとATとのマッチングを考えれば、17インチタイヤの前者より16インチの後者を選びたくなる。ちなみに本国のドイツでは乗り味はエレガンスがいいけど、顔つきはアバンギャルドにしたい、というオーナーが結構いるそうで、購入後にフロントマスクだけ交換する例も多いという。

 一方のC200はC250に比べパワーは20馬力ほど劣るものの、実はトルク値は0.5kg-m勝っている。スーパーチャージャーの制御はメルセデスが得意とするところで、急激にトルクが立ち上がるといった性格は有していない。2800.50

00回転でフラットに発生、あくまでもおだやか。もちろん、それでもいくばくかのコンプレッサー音は聞こえるし、5ATとの組み合わせで、踏み込むとグンと加速をはじめるのでC250よりは若々しいスポーティな印象を受ける。こちらのエンジンならアバンギャルドを組み合わせたくなる。  インテリアのデザインや質感もセダンと同一のもの。HDDナビやコマンドシステムも全車に標準装備する。あえて不満な点をあげれば、本国ではオプションで用意される電動テールゲートの設定がないこと。これさえあれば、と本気で欲しくなる完成度の高さだ。

SPECIFICATIONS(C250 STATIONWAGON ELEGANCE) PRICES:5,930,000yen
DRIVE SYSTEM:FR
TRANSMISSION:7AT
LENGTH:4600mm
WIDTH:1770mm
HIGHT:1460mm
WEIGHT:1610kg
WHEELBASE:2760mm
SEATS:5
ENGINE:V6 DOHC
DISPLACEMENT:2496cc
POWER:150kW(204ps)/6100rpm
TORQUE:245Nm(25.0kg-m)/2900-5500rpm
USE FUEL:PREMIUM
FUEL CONSUMPTION(10:15MODE):9.4km/L
TIRE:205/55R16

文/藤野太一 写真/河野敦樹

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荷室容量は5名乗車時で450L、2:1の分割可倒式リアシートをフラットにすれば最大1465Lもの空間が得られる。HDDナビをはじめ、コマンドシステム、パーキングアシストリアビューカメラは全車に標準装備。C200、C250アバンギャルドにはオプションで大型ブレーキやスポーツサスペンション、AMGスタイリングパッケージなどがセットになったアバンギャルドSパッケージ(52万円)も用意されている。EASY-PACK自動開閉テールゲートはC63AMG(1050万円)にのみ標準装備されている