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MERCEDES-BENZ C-CLASS STATIONWAGON メルセデス・ベンツCクラス ステーションワゴン

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まるでセダンのような乗り味

クラス最大の積載容量、自動テールゲート、燃費は旧型比約12%向上・・・Cにワゴンが追加された
アバンギャルドとエレガンスの2つの仕様が用意されるのもセダン同様、日本上陸は来年だ

 新型Cクラスエステートはどうだった?と聞かれることが多い。W204型Cクラスの人気がそれほど高いということで、聞いてく るほとんどの人が真剣に購入を検討している。
 ボクの答えはこうだ。「Cクラスセダンとまるで同じだったよ!」
 こと走りの質感や味付け、雰囲気に関する限り、セダンとほぼ変わるところがなかった。試乗車はC350アバンギャルド、C280エレガ ンス(日本名C300)、そしてAMGパッケージの付いたC320Cdiアバンギャルドの3モデルで、C200 KやC250といった日本市場における売れセンを試すことは叶わなかったが、それでもセダンのときと同様に思考を巡らせれば容易に想 像できる。おそらくベストチョイスはワゴンもC250…。
 従来の、丸まったネコのようなワゴンスタイルと決別し、しっかりと積めるエステートモデルへと変身している。積載容量はVDA法 で485(荷室単独)~1500(後席フォールディング)Lとなり、このクラスとしては十二分な容量を確保した。ちなみにこれは旧型比+ 146Lである。
 さまざまな荷物の積み込みに威力を発揮する“小道具”が標準で備わり、機能性も大幅にアップした。小道具1つ1つの質感も高い。 本国ではオプションの電動テールゲートも、このクラスとしては嬉しい装備のひとつ。セルフレベリングリアサスペンションもオプシ ョンで用意されている。
 その他の仕様、装備はセダンと変わらない。もちろん、“グリルスター”のアバンギャルドと、“フードスター”のエレガンスとい う2モデルが各エンジングレードに用意されており、いずれもアジリティ・コントロール・パッケージを積む。また、セダン発表時に “アドバンスド・アジリティ・パッケージ”(日本未導入)と紹介されていた、電子制御可変ダンパーとアクセレーション制御を組み 合わせた仕様は、改めてダイナミック・ハンドリング・パッケージと呼ばれることになった。
 C280エレガンスのインプレッションを報告しておく。冒頭にも述べたとおり、基本的にはセダンと同様の走り味で、後ろに大量の空 気を運んでいるという実感はほとんどない。
 セダンに初めて乗ったときは衝撃的だった前足の動きも、今となってはステアリングがちょっと速いベンツぐらいにしか思わなくな った。印象的だった走り出しの味付けが変わったのかもしれない。とにかく、全体的に違和感がなくなり、アジリティ重視の方向性に も一定の熟成が図られ、メルセデスらしさを醸し出せるようになった。
 気になったことと言えば、1200~1500回転時において微小なフロア振動を感じたことと、160km/h以上の速度域でリアの安定度が物 足りないと思った程度。実際にそれなりの荷物を積んで走れば、また印象が違うのかもしれない。“積める”ワゴンとなったことで、 逆にセダン+αとして使いたいデイリーユーザーには“荷が重く”なったかもしれないが、乗用車としての完成度は高いから、万人に オススメである。

 

SPECIFICATIONS(C280)
DRIVE SYSTEM:FR
TRANSMISSION:7AT
LENGTH:4596mm
WIDTH:1770mm
HEIGHT:1459mm
WEIGHT:1600kg
WHEELBASE:2760mm
SEATS:5
ENGINE:V6 DOHC
DISPLACEMENT:2996cc
POWER:170kW(231hp)/6000rpm
TORQUE:300Nm/2500-5000rpm
TIRES:205/55R16

文/西川 淳 写真/メルセデス・ベンツ日本

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リアエンドを先代よりも垂直に近い角度にデザインし積載容量を拡大。ゴルフバッグも4つが搭載可能という。ラゲッジルームにはバ ッグフックが2つと荷物固定リング4つが標準装備される。ボタン1つでリアゲートを開閉できるEASY-PACKも導入。リアシートは2:1の 分割可倒式だ。AMGスポーツパッケージ(アバンギャルドS仕様)にはスポーツサスペンションと17インチホイールの設定となり、車高 は標準より15mm低くなる