EDGE.net > EDGE Sensor > Book > EDGE Book Sensor~転機をつかむ3冊

輸入車・外車のカーセンサーエッジ:EDGE Sensor エッジなセンサーで流行を追う|輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet


EDGE Book Sensor~転機をつかむ3冊

この記事をクリップ! Hatenaブックマークに追加 09/30

人生の転機。それは、ある日突然やってくる。

EDGE Book Sensor
ふいに訪れる転機を見逃さず、波にうまく乗る。その能力は仕事はもちろん、人生のあらゆる場面で役に立つ。運がいいとされる人の多くは、この“波乗りスキル”の持ち主だと言っても過言ではない。そこで、今回は転機を確実につかめるようになる、そんな3冊を紹介したい。

世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」で8度のチーム優勝という偉業をなしとげたヨハン・ブリュニール監督による手記『ツール・ド・フランス 勝利の礎(いしずえ)』。ツール史上初となる7年連続優勝を果たしたランス・アームストロング選手に「ヨハン・ブリュニールがいなければ、僕はツール・ド・フランスに勝てなかっただろう。七連覇どころか一度だって」と言わしめた著者の“勝利の法則”とは?

2人の出会いは1998年。当時、ランス選手はガン闘病から現役復帰したばかり。しかも、それまでツールを完走したことはなかったランス選手に対して、ブリュニール監督は「ツール・ド・フランスにねらいを定めよう」と提案する。それも、「ステージ優勝じゃない。表彰台に立つ君を見たいんだ。総合優勝を狙おう」と。
 
そして、彼らは1999年から2005年の7年間にわたって、ツール優勝の栄冠を手にする。著者は言う。「一つ確かなのは、勝利は信じることから始まるということだ」。どのように勝利をおさめ、敗退し、再び勝利を獲得するに至ったか。その軌跡が克明にしるされた本書は、人生の転機をどのようにとらえ、どう行動するべきなのかを教えてくれる。

『ボーイズ オン・ザ・ラン』。モテない、サエない、度胸もないヘタレ会社員・田口に一世一代の恋のチャンスが訪れたが――。そこに描かれているのは、転機というより災難と呼びたくなるような事件の数々。一貫して無様な姿をさらし続けながらも、田口は現実と向き合うことをやめない。勝負から逃げない男だけがつかめる何かがあると、教えてくれる。

『大人の時間はなぜ短いのか』。大人になると、子供の頃より時間が経つのが早く感じられるようになるのはなぜか? そんな時間を巡る身近な疑問を実験心理学の見地から解き明かす。物理的時計は一定の速度で進むが、「心的時計」――心で感じる時間はさまざまな要因によって進み方が変わるという。「身体的代謝」、「感情」、「空間の広さ」といった心的時計を左右する要因を知ることは、自分の強みや弱みを知ることにもつながる。

「チャンスは前髪をつかめ」とよく言われるが、転機はわかりやすい形で訪れるとは限らない。目の前に“転機めいたもの”が来てから慌てて考えてももう遅い。自らの価値を計る物差しは何なのか、日頃から考察を繰り返すこと。それこそが転機をつかむ秘訣なのだ。

文・島影真奈美 text/SHIMAKAGE Manami
写真・嘉川ニ奈 Photo/KAGAWA Nina

今週のEDGEな3冊

ツール・ド・フランス 勝利の礎(いしずえ)|EDGE Book Sensor
『ツール・ド・フランス 勝利の礎(いしずえ)』
著・ヨハン・ブリュニール
アメリカン・ブック&シネマ/1575円
ボーイズ オン・ザ・ラン』|EDGE Book Sensor
『ボーイズ オン・ザ・ラン』
著・花沢健吾 小学館ビッグコミックス/530円
大人の時間はなぜ短いのか|EDGE Book Sensor
『大人の時間はなぜ短いのか』
著・一川誠 集英社新書/735円

EDGE Sensor エッジなセンサーで流行を追う|輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet:EDGE Book Sensor~2008年を締めくくる3冊

EDGE Sensor エッジなセンサーで流行を追う|輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet:バックナンバー

EDGE Sensor エッジなセンサーで流行を追う|輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet:マガジン