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転機と向き合う

Hatenaブックマークに追加 この記事をクリップ! 2010/08/26

おちまさと

おちまさと Masato Ochi

プロデューサー。1965年、東京都出身。「学校へ行こう」(TBS)や「空飛ぶグータン」(CX)など数多くのテレビ番組をはじめ、インターネットサイトやCD、DVD、書籍のプロデュース、企業ブランディングや広告などの企画・演出・製作など、幅広いジャンルで活躍する。テレビやラジオ、イベントなどの司会を務める他、さまざまな企業の経営にも参画。また自ら『対談師』という職業名を付け、これまで数多くのハリウッド俳優・監督や芸能人、ベンチャー企業の社長、ファッションデザイナーをはじめ、普通は表舞台に現れない有名人たちとの対談に成功している。 『会議質』(ダイヤモンド社)、『鉄板病』(NHK出版)、『社長の腹』(扶桑社)、『時間の教科書』(NHK出版)など著書多数。

オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/ochimasato/

おちさんは「学校へ行こう」(TBS)や「ガチンコ!」(同)、「桑田佳祐の音楽寅さん〜MUSIC TIGER〜」(フジテレビ)など、数々のヒット番組を世に送り出してきた。幼い頃から「面白いことが考えるのが得意」だったという。

「自分には面白いことを思いつく才覚があると、子どもながらにうっすら自覚していました。でも、どう活かせばいいのかわからない。そんな時に出会ったのが映画『ジョーズ』。演出の凄さに夢中になり、将来は映像の世界に行こうと決めました」

本格的に映像の世界に足を踏み入れることになったのは20歳のとき。バラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「放送作家オーディション」に勝ち抜き、テリー伊藤氏に師事することに。放送作家・おちまさとが誕生した瞬間だ。

「20代は夜も昼もなく、がむしゃらに働いていました。週に20本以上もレギュラー番組を担当させてもらえるようになり、仕事にやりがいも感じていたけれど、その一方で放送作家という仕事に疑問を感じるようになった。視聴率が悪くても、最終責任はプロデューサーやディレクターにある。そんなあやふやな状態を脱出したいと強く思うようになったんです」

結果が良くても悪くても全責任を負いたい。その一心で独立し、事務所を構えた。 同時に、おちさんはテレビ以外にも仕事のフィールドを広げ始める。

「今振り返ってみると、僕がやりたかったのは“企画”の仕事で、たまたま、テレビの世界からスタートしただけ。このまま、放送作家を続けていたら、テレビと心中することになりかねないという危機感もあったのかもしれません。洋服の仕事もやりたいし、車も作ってみたい。いずれは街づくりもプロデュースしてみたい……といまだに夢は尽きません」

選択を迫られる瞬間が訪れたとき、行動を起こし続ける。そんな姿勢が転機を掴み、己の可能性を広げるのかもしれない。

  • 文・島影真奈美 text/SHIMAKAGE Manami

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