EDGE Wave Sensor~フェラーリレッドの音に酔う
F1テクノロジーが昇華したオーディオ
カラーはフラッグシップとなる、フェラーリレッドをはじめ、全5色。
フェラーリイエロー、フェラーリホワイト、ブラック、シルバー。ディスプレイ部には有機EL を採用し、映像出力はRCA端子+S端子。
入力系統は光デジタル/アナログ入力(ミニプラグ)、出力もアナログヘッドフォン出力に加えて光出力、さらには別売ドックに接続するiPod専用端子も。
日本語取り扱い説明書、3年保証、マグネット付きコンパクトリモコンも付属。
国内ではパイオニアマーケティングが販売。38万8500円
http://pioneer.jp/
当然ながらフラッグシップとなるボディカラーはロッソコルサ。「フェラーリレッド」とも言われるあの色のボディが、室内に流れる音を彩る。だが、このオーディオシステムは、そうしたイメージ優先のオーディオシステムではない。キャビネットに使用されているのは、フェラーリがF1で培ったアルミマグネシウム・コンポジット素材。幅約40cm、高さ23cm、奥行き18cmというコンパクトなボディにもかかわらず、その重さは6.5kgという重量感あふれるもの。素材がもつその重さと、硬さ、そして何よりも共振しないということが、キャビネットに最適の素材だったというのだ。
言うまでもないが、機能は万全。CD/DVDの再生、FM/AMチューナーやアラームクロック、さらには専用オプション「i80」との連携でiPodの再生も可能となっている。本体前面には、2チャンネルステレオスピーカーを、リアには低音用のサブ・ウーファーも備え、迫力ある重低音から伸びのある高音まで、ハイエンド・コンパクトオーディオシステムとしてのクオリティを備えている。
さらにはメリディアンの強みでもある、DSP (Digital Signal Processing)――音響信号処理技術を生かし、床置き、角置き、棚置きなど、設置環境に応じた音質の調整が可能。さらには、部屋の広さに応じて音の広がりも調整ができる。
そしてこうした素材や技術を最大限に活かす原動力となるのは、やはり出力の大きさ。通常数W程度という出力の多いコンパクト一体型オーディオだが、「F80」はその名の通り、このサイズにしては異例の80Wという高出力。その出力は、ボリュームを絞ったとしても深みのある音質から十二分に感じられる。それはパワーのある車を都会で乗り回すときに感じる、トルクのゆとりともよく似ている。



