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EDGE Wave Sensor~このデイバッグ、実は廃タイヤである

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その質感は、リサイクルクオリティを凌駕する

「collabo model」D-bag Btype SO-0045/seal
デイバッグ・Bタイプ/シール
数百度という摩擦熱をくぐり抜けてきた廃タイヤという強靱な素材は、スポーツやアウトドアシーンでも、中のものをしっかりガード。
一つひとつパターンの異なる製品のなかには、パンク修理の跡やメーカーのペイントが残っているものも。W35×H50×D15(cm)。
日本製。1万8690円
http://seal-brand.shop-pro.jp/
「エコ」を名乗るアイテムのうちには、その本来の意味からかけ離れた製法で作られたものもあるという。となればアイテムの価値はそれ自体がエコであるかどうかよりも、持ち主がどれだけエコに意識を向けることができるアイテムか。リアリティを伴ったエコアイテムかどうかはその一点に集約できるのかもしれない。

とはいえ、エコを意識させるそのアイテム自体がエコであれば、当然それがベストに違いない。本来廃棄処理されるはずの廃タイヤを再利用する「SEAL」のバッグはそうした“リアル・エコ”アイテムである。

このデイバッグの素材となった廃タイヤを熱処理した場合の推定CO2排出量は2310g分。これは杉の木約55本分が1日に吸収する量と同等となる。「WWF」(世界自然保護基金)ジャパンに対し、売り上げの1%を寄付するという取り組みも行われており、二重三重の環境への取り組みがなされている。

タイヤチューブは走行中、数百度という高温にさらされる。過酷な環境を走り抜けてきた厚さ約3.5mmのゴム素材は耐衝撃性があり、水も通さない。PC等を持ち運ぶ、現代のバッグ事情に実は見合った素材なのである。

このバッグには、特別な柄を刻印するなどの特殊な加工は施されていない。刻まれたリアルなタイヤパターンの分だけ、バッグの形がある。またひとつ、新しい“本物”が姿を現した。



文/三上真治 text/MIKAMI Shinji