ブリング・ミー・ザ・ホライズン
『スイサイド・シーズン』
英国の破壊的やんちゃ坊主。自分たちの音楽スタイルを"デス・コア"と称しているシェフィールド出身の5人組なのだが、平均年齢21歳未満という事実に似つかわしい肌ツルツルの可愛い若者たちでありながら、ヴォーカルの奴なんて両腕のみならず首までびっしり刺青で覆われていたりするし、ジャケット写真の少女が抱えているのも薔薇の花束かと思いきや実は血まみれの臓器。
わざわざデス・メタルの特産地(!?)であるスウェーデンまで飛んで録音されている点などからもマニアックなコダワリの強さがうかがえるが、実際、聴こえてくるサウンドも桁外れの過激さ。
いまどきの轟音バンドに共通する"楽曲構成が複雑、演奏がテクニカル、メロディックなのは歌以外の要素"という不可解な典型も、ここまで極められていると美しささえ感じられる。運転中のBGMには不向きだろうけども。



