ザ・トルバドールズ
『ザ・トルバドールズ』
英国から何ヵ月かに一度はかならず登場する“超有望新人”には、ぶっちゃけ“ハズレ”も多いし、できるだけ瞬間風速に惑わされぬよう努めているのだが、このバンドはなかなかいいかも。リヴァプールから登場の4人組、というだけで期待感を抱く人たちも確実にいるはずだが、実際、かのジョン・レッキー(XTCからストーン・ローゼズ、レディオヘッドに至るまでを手がけてきた伝説的プロデューサー)をして「10年に1人の逸材」と言わしめたマーク・フリスの作曲センスには唸らされるものがあるし、メンバー全員がまだ20代前半という単純な事実にすらも、なんだか素直に希望を感じさせられてしまう。
11月には早くも来日が決まっているが、過去にいくつもあった「ライヴを観てみたら高校生レヴェルだった」なんて経験は、このバンドからは味わわされずに済みそうな気がする。



