ブラック・ストーン・チェリー
『フォークロア・アンド・スーパースティション』
王道的アメリカン・ハード・ロックが大好物で、「近頃イキのいいバンドがいない」とお嘆きのあなた、お待たせしました。ケンタッキー州出身のこの4人組が身上とするのは、南部の伝統をまっすぐに受け継いだ、男くさい骨太なサウンド。とはいえルーツ・ミュージック偏重型の頭でっかちな印象は皆無だし、妙な時代錯誤感とも無縁。
去る6月に行なわれたホワイトスネイクとデフ・レパードの合同UKツアーのオープニング・アクトに抜擢されたというのも頷けるし、国内未発売だった2006年発表のデビュー作もこの第2作と同時リリースされているが、ふたつの作品の間に確実な進化の過程があったことも改めて確認させられる。
70年代ロックの紙ジャケ再発盤を買い揃えるのに夢中なあなた、こんな"今"にも是非触れておくべきでしょう。



