過激で特別 HP2 Megamoto
BMWが世に送り出すハイスペックHPシリーズの第2弾。
所有感くすぐる外観と徹底的にこだわった足回りが織りなす走りをジャーナリスト松井と編集長堀江の2つの視点からジャッジした
堀江史朗の見解
F1パイロットが滑り込むモノコックシートを眺めてみると、もう完全に身体とフィットするようにピッタリと成形されていることに気が付く。あのスピードで強烈なGを支えるためには当然であるが、市販4輪のアジャスト機能の重要性に関しても再確認させられた次第。
でも、もっと言えば剥き身で跨る2輪の場合は、4輪以上にライダーとバイクとのフィット感が大事になってくる。アフターパーツでハイト調整シートや各種レバーが出回っているのもそのためである。できればメーカーにもさらなる調整機能追加を求めたくなるが、それにも限界がある。ならば自分の体形にジャストなバイクを探した方が早いだろう。
前置きが長くなったが、このメガモトは僕にはジャストフィットであった。身長は185cm、足の長さはそれなり。体重はだいぶ多めといった感じだが、まずライディングポジションが抜群に楽である。さすがにシート高は890mmもあるので停止時はつま先立ちになるものの、走り出せば膝が自由に動かせて荷重移動も楽しい。そして179kgという車重の軽さも大きな魅力だ。フラットツインで重心が低いので、傾けていったときの安定感が素晴らしい。
少し驚いたのは高速巡航でのイージーさだ。ビキニカウルなので風圧はもちろん相当なものだが、太いトルクのおかげで余裕ある走りが可能。たぶん一般的なツーリングバイクよりも快適かもしれない。
シンプルなフレームと逞しい足回り。眺めているだけでも満足できるユニークなバイクだ。









