DUCATI 世界で最も美しいネイキッド STREET FIGHTER S
08年ミラノショーで"最も美しいバイク"に選ばれたボディにスーパーバイク「1098」からアップデートされたエンジンと公道仕様のトラクションコントロールを採用ドゥカティ発のスーパーネイキッドをジャーナリスト丸山と編集長堀江の2つの視点からジャッジした
SPECIFICATIONS(STREET FIGHTER S)
TRANSMISSION:6-SPEED
LENGTH:2120mm
WIDTH:758mm
HEIGHT:1114mm
WEIGHT:167kg
SEAT HEIGHT:840mm
ENGINE:L2 4valves
DISPLACEMENT:1099cc
POWER:106ps/7000rpm
TORQUE:106.4Nm/7000rpm
TIRES:F:120/70ZR17 R:190/55ZR17
PRICE:2,450,000yen
丸山 浩の見解
ネイキッドは保守的なカテゴリーだが、ドゥカティは守りの姿勢をよしとしない。常に先鋭的な異端児を生み出し、マニアを満足させようとする伝統がある。その先鋒としてモンスターシリーズが君臨していたが、今では万人受けする正統派ネイキッドとして進化しつつある。
ストリートファイターは、最新スーパーバイク系エンジン&フレームをほぼそのまま採用したネイキッド。異端児を再び街に送り込もうとしている。
注目は、新採用のトラクションコントロール。簡単に言えばホイールスピンを感知し、エンジンパワーを抑えることで、効率よく最大限の加速力を引き出すシステムだ。乗用車でよくある横滑り防止を狙ったTCに比べると、バンク角に応じた制御をするなど、きめ細か、かつスポーティな設定だ。
前後輪のホイールスピードセンサーを攪乱すべく、ウイリーしたり、 ウイリーした状態でフロントブレーキをかけたり、バーンナウトするなど意地悪をしてみたが、不用意にTCが利きすぎることはない。バーンナウトしたまま前進した時は、さすがにTCが利いていたが、かなり進んだシステムであることは間違いない。
国産車がABSを普及させつつある中、あえてMotoGP直系のトラクションコントロールを採用したストリートファイター。ハードな加減速、猛々しい乗り味、惜しみなく投入された最新技術…。ネイキッドらしからぬ異端児にこそ、鮮烈なドゥカティレッドがよく似合う。






