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KTM 1年後の熟成 1190RC8 R

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RC8でスーパースポーツの世界を開拓したKTM
1年後、第2弾として送り込まれたRC8Rの進化とは…

SPECIFICATIONS(1190RC8 R)
■TRANSMISSION:6-SPEED ■LENGTH:2049mm
■WIDTH:821mm ■HEIGHT:1177mm
■WEIGHT:182kg ■WHEELBASE:1425mm
■SEAT HEIGHT:805-825mm ■ENGINE:V2 DOHC-4valve
■DISPLACEMENT:1194cc ■POWER:101ps/6500rpm
■TORQUE:110Nm/6000rpm ■TIRES:F:120/70ZR17 R:190/55ZR17
■PRICE:2,352,000yen
丸山 浩の見解
近頃では「レーサーレプリカ」という言葉を使わなくなった。
代わりに台頭しているのが「スーパースポーツ」という呼称。メーカーも、レースと公道を切り分けて、それぞれに合ったバイク作りをしている。

しかしRC8Rは、「レーサーレプリカ」と呼ぶにふさわしい。
切れ味の鋭いクイックなハンドリングは、倒れ込みが素早く、バイクがフルバンクを要求してくる。旋回力は高く、グイグイと曲がる。路面をしっかりと捉えるツインエンジンの特性と相まって、徹底的にコーナリングに特化している。 研ぎ澄まされたハンドリングは、まさにレーシングマシンそのもの。ビギナーにはスパルタンすぎるが、フルバンクをものともしないエキスパートなら心ゆくまでコーナリングを楽しめる。

国内仕様のエンジンは、165psから101psにまでパワーを抑えている。極めて鋭いレスポンスを見せるフルパワー仕様に比べて、グッと扱いやすい。

フルパワー仕様ではレーシングマシンさながらに常に張り詰めて走らせる必要があるが、国内仕様は気持ちにゆとりが持てる。意外とラクなポジションと相まって、長く乗っていられる。ただし、ハンドリングはトリッキーなまま。扱いやすくなったエンジンとのマッチングは、多少のアンバランスさがある。

また、足回りにはブレンボ製キャリパーやWP製リアショックユニットを採用。多用している有名ブランドパーツとの整合性も含め、時間をかけて熟成してほしいところだ。
金山史佳
  • 金山史佳

  • ひょんなことからEDGE編集部に迷い込み、気がつくと4輪AT限定解除、2輪中型大型免許を取得。現在、主にEDGE本誌でバイクの特集・連載の編集として奮闘中。
    愛車歴4輪:M・ベンツ「C200コンプレッサー」、ポルシェ「ボクスター」2輪:BMW「F800S」、BUELL「XB12Scg」

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