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TRIUMPH STREET TRIPLE&STREET TRIPLE R 1

Hatenaブックマークに追加 この記事をクリップ! 2009/03/16

「贅肉を削ぎ落とす」を具現化したカウルレスの暴れ坊

公道で、サーキットでとシーンを選ばずマルチな乗り味で多くの人を魅了するトライアンフの3気筒モデル
その中でも勢いに乗る675ccモデル「ストリートトリプル」にハイスペックモデルが登場した。
「ストリートトリプル」を超える「ストリートトリプル」のさらなる進化とは
文・堀江史朗 写真・向後一宏
ネイキッドのお手本!

昨今、特に国産のストリートスポーツのネイキッドには筋骨隆々のマシンが散見される。力強さを打ち出したデザインアピールを優先したのだろうが、そもそも「NAKED」とは「素っ裸にされた」という意味であり、脱がして裸になってしまっても鎧を着ていては仕舞いがない。

ストリートトリプルを簡単に紹介すると、ミドルクラスのスーパースポーツとして評価が高いデイトナ675のカウルレスマシンだ。ベースとなるパワートレーンやフレーム機構はほぼそのまま移植されており、しかも軽さを維持しているのだから走りが悪いわけがない。これこそネイキッドコンセプトのお手本と言える。

今回はストリートトリプルと、新たに追加されたストリートトリプルRをテストしてみた。この2台の最も大きな違いは足回り。「R」にはフロントとリアにフルアジャスタブルのサスペンションを、そしてブレーキは4ピストンフロントキャリパー&ラジアルマスターシリンダーを奢っていること。まだデイトナ675の好印象が強く残っていたので、かなりの期待をもって乗り込んだ。

ベースがデイトナ675譲りとは言え、広くて手前にあるバーハンドルのおかげで、快適なライディングポジションは共通。優れたフレーム剛性バランスに少し控えたパワーをマッチングしたわけだから、街乗りから高速巡航まで扱いやすい。これも2台、ほぼ同じ印象であった。

2台を乗り比べてどちらか1台をということであれば僕は「R」が気に入った。カタログのパワー&トルクの数値こそ同じだが、燃料噴射装置が若干異なるのでパワーの盛り上がり感がだいぶ異なるし、攻めることが得意なバイクなので、ストッピングパワーは大きいことに越したことはない。

主張し過ぎないバイクは飽きが来ない。しかもトライアンフならば所有欲も満足させてくれる。この性能に、この仕上がりは正にバリュー・フォー・マネーである。
金山史佳
  • 金山史佳

  • ひょんなことからEDGE編集部に迷い込み、気がつくと4輪AT限定解除、2輪中型大型免許を取得。現在、主にEDGE本誌でバイクの特集・連載の編集として奮闘中。
    愛車歴4輪:M・ベンツ「C200コンプレッサー」、ポルシェ「ボクスター」2輪:BMW「F800S」、BUELL「XB12Scg」

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