バイクらしいカッコを手に入れたスーパースポーツ前回のつづき…
BMW K1200R Sport
インダストリアルデザインは実に難しい。斬新さを求められながら工業製品としての中庸さも必須。
カウルを被ったBMWの新型スポーツは?
■ハーフカウルフェアリングを装着するだけでK1200Rとはまったく別の印象になる。このカウルは質感が高いだけでなく高速走行時や雨天時での実効果も十分に期待できる。バイクって風に当たっているだけで疲れてしまう乗り物だからね
■例によってABS付きとなしの2種類からチョイス可能。アンチロックブレーキシステムはグリップヒーターとセットオプションで工場装着になるが、これは絶対に装備しなければ損!
■パニアバッグほか充実したオプションを思い切りまとうとまったく違う印象になるらしい。それも楽しみの一つ
R Sportのウリは何と言っても世界初の電子制御式サスペンション(ESA/工場オプション)である。
左グリップのボタンを操作するだけで、1名乗車、1名乗車+荷物積載、2名乗車+荷物積載と荷重に合わせて自動的に調整してくれる。
サスペンション調整が可能なバイクは少なくないが、ダンピング特性とスプリングプリロードをピタリと合わせるのは至難の業。
こういう作業こそ機械とコンピュータにお願いするのが正しい。
ただ果たしてその効果はというと、これがちょっと微妙。
硬さ柔らかさの違いはインジケーターサインを見るまでもなく明確なものの、慣れの問題もあるだろうが、路面や積載量などで印象はかなり異なる。
いずれにしてもさすがBMWらしく、おもちゃのような安っぽい違和感はまったくないので、使い込むとさらに便利になるのかもしれない。
コスミックブルーという明るいボディカラーで、これからの季節を颯爽と走りたいバイク。
K1200Sと、実に迷うところだ。

