作りこみの良さと知的なデザイン。しかも速いからさらにおもしろい! 前回のつづき…
BMWミドルクラスに新カテゴリーが追加された。 乗りやすさに振ったセッティングらしいが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか
■ グリップヒーターとセットオプションになるABS付ブレーキ。装着モデルは119万2000円になるが、ABSの完成度の高さを考えると是非こちらをチョイスしたい
■ステンレス製左側1本出しマフラーのサウンドは適度に抑えられたジェントルなもの。パラレルツインらしさは高回転粋で一変する
■容量16rの燃料タンクの給油口はシート右サイドに位置する。給油時にタンクバックをいちいち外す必要がなく何よりもスタイリッシュだ
■アナログ式メーターが配されたメーターパネルには燃料残量、使用中のギア、冷却水温度、平均速度、平均燃費、瞬間燃費、燃料タンク内に残った燃料で走行可能な航続距離、外気温度、ストップウォッチ機能などの情報が表示される
乾燥重量182Kgという軽さもグッド。
満タン状態でも204Kgという軽量さは、オールアルミ製のフレームやシングル・スイング・アームに因るところが大きい。
駆動方式はすでに定評のあるベルト・ドライブを採用。
6速ミッションとの組み合わせでフリクションのないスムーズな走りが可能だ。
デザイン的にはエンジンが剥き出しの完全なネイキッド仕様。ライダーの視点ではフロントフェンダーからリアにかけてマット・ブラックのセンターラインが真っ直ぐに入っているようで、ボディのシャープさを強調していて見事だ。
ボンテージ風のイラストで女性ライダーを想起させる広告クリエイティブを目にした読者も多いと思うが、F800Sは乗りやすさだけを志向した女性向け安楽バイクでは、決してない。
スポーツに移動にとマルチに応えながら幅広いカスタマーを受け入れる度量がある。
ただこれだけスタイリッシュなデザインを取り入れているので、願わくばライダーはそれなりのギアでキメてほしいものだ。






