Vol.13速くて手強いのと軽快で乗り易いの、どちらのドゥカティがお好みですか?
ドゥカティの中でも人気のモンスターシリーズに696ccLツインエンジンを搭載した新型「696」が登場!
プロライダー丸山浩さんを迎え、今までのドゥカティとは一味違う魅力に触れてみました
丸山 浩さん
2輪・4輪の両方を乗りこなし、執筆活動から自身のチームでのレース活動までと幅広く活躍するモータージャーナリスト。
チューニングショップ「WITH ME」の代表も務める
「ボクは手の上で転がされるような手強いのが好きかも……」
話題の最新モンスター「696」に一足早く乗ることができて今ちょっとテンション高めです(笑)。
丸山さんはスペインで行われた海外試乗会で既に乗られているんですよね。早速ですがこのニューモデルについていろいろ教えてください。
丸山:ツーリングお疲れ様! 任せてください。
金山:実は、今日走る前まではちょっと緊張していたんですよ。
ドゥカティで走るのは数カ月前に乗ったスーパーバイクの「1098 S」以来で、その時は完全にバイクに乗られちゃってましたから(汗)。ドゥカティは文句なしにカッコイイので誰もが惹かれるとは思うのですが、いざ自分がちゃんと乗れるモデルを探すとなるとなかなか難しいというか・・・。
丸山:なるほど。確かに今までのドゥカティのラインナップで考えると、これからオートバイに乗りたいと思っている人や大型2輪免許を取得したばかりで運転に不慣れな女性が、例えば一目惚れしたモンスター「S4 R」に飛びついたりしたら、きっと楽しいどころかバイクを降りたくなるだろうね。
金山:「S4 R」って130馬力を発揮する水冷エンジンを搭載したモンスターシリーズのトップモデルですよね。
丸山:そう。でも、実際乗ってみた「S4 R」がスパルタン過ぎて、空冷エンジンの「S2 R」を選び直す人も多いんだよ。
金山:じゃあ無理せずドゥカティに乗りたいとなると400ccのモンスターを選ぶしかないんですかね…。
いや、でも、ドゥカティはやっぱり大型に乗りたいです!
丸山:そこで、今回の「696」が登場したといわけだ。ドゥカティユーザーを何倍にも増やす可能性を秘めた期待の新星としてね。
僕が今日乗っている「ハイパーモタード」も昨年導入された新しいジャンルのドゥカティで街乗りも軽快で扱いやすいね。
で、今日「696」に乗った後、緊張は解けた(笑)?
金山:正直驚きました。外観も音もしっかりドゥカティしているのにこんなに乗り易いとは。渋滞の中を走った時も、クラッチが軽くて辛い思いをすることもなかったですし。
あと、メーターの表示を左手のボタン操作で切り替えられるのも賢い感じがして好印象でした。
丸山:そうそう。時計や外気温の他に、無給油走行可能距離計やラップタイム機能まで備えているんだよね。
金山:すごーい。他に「696」ならではの特徴ってどんなところですか?
丸山:まず、タンクに設けられたエアダクト。ただデザインとしてへこんでいるんじゃなくて、ハンドルを切った時の切れ角をだいぶ大きくしているんだよ。
従来のモンスターは丸いタンク形状的にどうしてもハンドル切れ角が小さくて低速でのカーブやUターンが苦手だという難点があったから。
明日につづく…


