乗りたいのはどっち!? PARTⅡ【前編】
蘇ったHondaの代名詞『Honda CB1100』VS スポーツするV4『Honda VFR1200F』
50年以上の歴史を持ちHondaの代名詞として知られるCBの最新モデルCB1100。
レーシングマシンからはじまったV4エンジンを搭載するスポーツツアラーVFR1200F。
同時期に進化して蘇った2つの伝統的モデルのそれぞれの乗り味とは…
Honda CB1100
750㏄並みのボディに新設計空冷直4エンジンを搭載した最新CBモデル。アップライトなポジションのTypeⅠとスポーティなポジションのTypeIIを用意
(左上)深いグリーンをあしらった2眼メーターは往年のCBを思わせる
(右上)中低速域のトルク感を大事にした1140㏄空冷直4エンジン
(下) フロント110㎜、リア140㎜のタイヤが軽快で安定感のある走りを実現している
SPECIFICATIONS(Honda CB1100 TypeII ABS) TRANSMISSION:5-SPEED /// LENGTH:2205mm /// WIDTH:795mm /// HEIGHT:1100mm /// WEIGHT:247kg WHEELBASE:1490mm /// SEAT HEIGHT:765mm /// ENGINE:INLINE4 DOHC DISPLACEMENT:1140cc /// POWER:88ps/7500rpm /// TORQUE:92N·m/5000rpm TIRES:F:110/80R18 R:140/70R18 /// PRICE:1,071,000yen
今年の一推しと言っても過言でないCBの秀逸さ
金山:今回は、今春発売されたホンダ肝入りの2台のオートバイを用意しました。伝統の空冷4気筒エンジンのCB1100と先進技術を盛り込んだV4エンジン搭載のVFR1200F。ある意味、対極のキャラクターの2台が同時期にデビューしたわけですが、如何でした?
堀江:最近、特にCB1100は週末の高速道路なんかでよく見かけるよね。CBシリーズは50年以上の歴史を持っていて、1969年発売のCB750FOURは日本中の男子を魅了した一台。
今回のCBも馴染みやすいイメージのまま何気なく乗ったんだけど、実際に乗ってみて正直驚いた! 一見、復刻版のようなレトロなイメージが強かったのだけど、オートバイの純粋な楽しさを追求して生まれた本物志向とでも言うべきか…。
例えば、軽やかな走行感を損なわないように、いたずらに太くされていないタイヤ。どんなバンク角でも一定のグリップで走れる面厚にとすごくよく研究されているんだよ。それとあわせてとりわけ素晴らしいのが、ハンドリングの味付け。そこの部分の開発は、オフロードレースの選手でもある人が担当していて、とにかく軽快で扱い易いハンドリングにこだわったみたいだよ。試乗中、高速道路のわだちをすっと抜けられた安定感にも安心できたしね。。
金山:堀江さんやけに詳しいですね。あんまり気に入ったから直接お話し伺ったとみた(笑)。でも、想像以上の扱い易さに私も驚きました。750㏄モデル並みのコンパクトなボディに、適度にしなるダブルクレードルフレーム、それにニーグリップのおさまりの良さ。身長168㎝の私と185㎝の堀江さんがポジションに満足しているってすごいことかも。
堀江:そうだね。あと、特に目新しさを感じないように言ってしまったフォルムだけど、前後フェンダーのクローム加工や、ステー回りの金属処理の丁寧さなど大人の乗り物としての雰囲気がちゃんと出ているところが実は、結構気に入ってるんだよ。
金山:ここ最近、一番の褒めっぷり。
(後編に続く)
【試乗 JUDGE】Honda CB1100
堀江:ただのレトロバイクではなくデザインから走りまで微細に計算されたまとまり方は最上。走行感覚の味付けに関しては、フレームのしなやかさからタイヤの選び方、パワーのスムースな押し出し方まで完全にバランスが取れている。スチール製クロームパーツを多用するなど質感にも不満はない。イチオシだ。
金山:低回転域からゆっくりと立ち上がってくるエンジン特性はとにかく扱い易く、ストレスなくゆったりと乗れます。それでいて、1140㏄空冷直4エンジンには十分な加速感とパワーも伴っているので、エントリーユーザーからベテランまでオートバイを操る楽しさを存分に感じられるとっても優秀な一台。











