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イースタン・プレイ

Hatenaブックマークに追加 この記事をクリップ! 2009/10/27

(左)カメン・カリフ監督(右)ステファン・ピリョフプロデューサー
(左)カメン・カリフ監督(右)ステファン・ピリョフプロデューサー
現在開催中の東京モーターショー2009については、コチラで現地レポートしてますので、是非ご覧ください。岐路ですね…縮むにせよ再び膨らむにせよ、ここ数年が踏ん張りどころだと思います。

さて、モーターショーの後、第22回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されたブルガリア映画「イースタン・プレイ」の事前評判が非常に良いとのことで、映画祭を手伝う知人よりチケットを頂き六本木TOHOシネマズへ。

ストーリーは元ドラッグ中毒・アルコール依存症の主人公が懸命に日々を生きる姿を描いたもの。とだけ述べると平凡な映画のようですが、ストーリの背後に流れるのは、主人公が生きるブルガリア社会が抱える諸問題:隣国トルコとの民族間・宗教間の軋轢や、ネオナチ活動に加わり暴力でストレスを撒き散らす若者等々。本編全体に広がる出口の見えない不安定な日常や、人生が思い通りにならない焦燥感みたいなものが非常にリアル。あっという間の1時間半でした。

上映後は、監督のカメン・カリフ氏とプロデューサーのステファン・ピリョフ氏が壇上に上がり、この映画の裏側を語ってくれました。彼らによれば、出演者は皆プロの俳優ではないそうです。監督の大学時代の友人であったり、幼馴染みだったり、近所の人だったり。撮影場所も出演者の住居をそのまま使ったりしたそうで、それがこの映画により現実感を与えていることが理解できました。

結果、グランプリ・最優秀監督賞・最優秀男優賞の3冠を達成。主演の芸術家フリスト・フリストフが撮影直後に亡くなったことも、この映画の存在感を際立たせる要素にはなってましたが、作品自体の出来がとてもよかったので納得です。

しかし映画祭っていいですね。スポンサーがついている以上ビジネスなわけですが、作品としては良いけれども、配給としてペイしないような価値ある作品も沢山見せてくれる。

環境バブル真っ只中のモーターショーについても考えてしましました。「エコ」は売れるわけですが、車にはそれ以外にも訴えるべき価値がもっと沢山あるはず…ハイブリットEVと燃料が変わって行く中、単なる移動手段=白物家電となって行くのか。

乗って楽しい、運転するだけでワクワクする、好きなところへいつでも出かけられる、眺めているだけでカッコいい、美しい…何でも良いのですが、機能や価格だけでは表現出来ない「車のある生活の楽しさ」があったはず。それをEDGEは訴え続けているわけですが…結局最後は宣伝です。(笑)

モーターショーでは編集部員フミカが紹介している通り、MOTOEDGEの無料配布を行っているのでぜひ立ち寄ってみてください。ではまた。

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http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=5
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村松 塁

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