新型V-MAXに乗ってみて
引き締まった腹筋を思わせるシートと力強い前後ホイールが頼もしい。
乗り味は見た目以上にエキサイティングだった。
走りの感覚をたとえるとすれば、「若く元気な馬と遊んでいる」印象。
御者が一生懸命にいさめようとしても、育ち盛りの馬は無邪気にどんどん走り込んでいくようなイメージ。
乗馬では馬が興奮して走り続けるような状態を「掛かった」と表現するが、そんなときに無理に止めようとすると馬はさらに奮い立ってしまうので、気の済むまで走り続けさせるのが常套。
このV-MAXに跨っていると、まるでそれと同じような共感を覚えたのだ。
ハイトの低いシートは足付き性も悪くないが両サイドにも飛び出たエアインテークの主張が強く、放っておいても両膝がしっかりとボディをグリップする。
バーハンドルは短く取り回しはさすがに重いが、走り出すと一転、軽快な操舵が可能になる。
以前のV-MAXはどうしても「直線番長」の印象が強かったが、新型はまったく別で、適度なコーナーなら十分楽しめるポテンシャルを有している。
海外専用モデルには200馬力仕様もあるが、低回転域でのトルクが十分で、151馬力でもパワー不足を感じることは皆無。
これ、買いです!
堀江



