EDGE.net > Daily EDGE > 三浦大輔 > 心に響く声

輸入車・外車のカーセンサーエッジ:Daily EDGE 著名人・有名人のカーライフ|輸入車・外車の中古車情報ならカーセンサーエッジnet


心に響く声

Hatenaブックマークに追加 この記事をクリップ! 12/10

横浜ベイスターズ 三浦大輔 メルセデス・ベンツSL55AMG|Daily EDGE
ファンの声に心を傾ける三浦選手も、車の中ではこの4本出しマフラーのエグゾーストノートに耳を傾ける。「最近、マフラーが焼けてすごくいい音になってきたんです」
2008年のシーズンオフ、三浦選手の周辺は騒然となった。この年、三浦選手は他球団にも自由に移籍ができるフリーエージェント(FA)の権利を獲得し、その権利を行使した。実は三浦選手は02年のオフにもこの権利を獲得し、横浜に残留。6年間の大型契約を結び、07年春に再びFA権を獲得、そして今回の行使に至ったというわけだ。

「34歳という年齢を考えると、他の球団と交渉し、話を聞くことができるチャンスは今回しかなかった。宣言せずに後悔したくなかったんです」

手を挙げた球団は阪神タイガース。三浦選手は関西・奈良県の生まれ。父親は岡田彰布・阪神前監督の後援会に入っていたという。その阪神がこの年のオフ、FAによる補強の目玉として三浦選手に目をつけた。阪神球団関係者からは、マスコットであるトラッキーを「リーゼントにしてでも欲しい」という言葉も飛び出した。

三浦選手はFA宣言してからも「移籍か残留かは、五分五分」として、横浜、阪神と数度の交渉を重ね、自ら設定した期限の11月いっぱいまで悩み抜くことにした。そして11月30日、その結論を発表するため記者会見の席についた。その口から語られたのは次のような言葉だった。

「来年も横浜でしっかりプレーします。チームの優勝しか考えていない」

三浦選手は、少しの時間があれば携帯電話からブログを書き込み、ファンからのコメントにもすべて目を通す。ブログには、FA宣言後「阪神に行かないで」、「最後まで“ハマの番長”でいてくれ!」など残留を望むファンの声が絶え間なく書き込まれた。FA宣言後に行われた横浜のファン感謝デーで、ファンは三浦選手の周囲に殺到し、口々に残留を訴えかけた。そんなファンの声が三浦選手の心に響いた。

会見で残留の決め手を聞かれた三浦選手は「横浜が好きだからです」と答えた。2009年シーズンのユニフォームの色は決まった。あとはファンの思いを胸に、マウンドで結果を出すだけだ。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro

三浦大輔
  • 三浦大輔

  • 73年生まれ。横浜ベイスターズ投手。高田商業高校卒業後、ドラフト6位で横浜大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に入団。98年には12勝を上げ、リーグ優勝に貢献。04年にアテネ五輪代表長嶋ジャパンで銅メダルを獲得し、05年に最優秀防御率、最多奪三振で二冠を達成。横浜ベイスターズのエースである“ハマの番長”。

    公式HP

Recent Posts

Daily EDGE Archives