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黒のコルベットでの不思議な共演

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横浜ベイスターズ 三浦大輔 メルセデス・ベンツSL55AMG|Daily EDGE
オープンタイプの輸入車に乗り始めて、はや10年。コルベット時代は手動だった屋根の開閉も、SL55AMGではスイッチひとつで可能となった
ドラフト6位の高卒ルーキーとして1992年に横浜大洋ホエールズ(当時)に入団した三浦選手は、1993年に初勝利を掴んだ後、順調にステップアップしていく。登板数は着実に増え、1997年には自身初となる2ケタ勝利――10勝を挙げた。プロ野球界においてエースナンバーと言われる18に背番号が変わった翌1998年には12勝。この頃から、三浦選手は横浜ベイスターズのエースの座に名実共に君臨することになっていく。

「ちょうどその頃、1997年に発売されたシボレー・コルベットのC5が気になっていたんですが、結果を出せたことで、乗り替えを決意したんです。もちろん色は黒でした」

ただし以前スープラを購入したときにはないハードルもあった。入団4年目、1995年の冬、三浦選手は結婚し、一家の主となっていたのだ。

「家のサイフは基本的に女房任せ。だから、スープラを手に入れたときとは違って、まず彼女に相談するところから始めるんです」

選んだのは、MT車。しかも念願だったというオープンカーである。

「この車にはいろいろエピソードがありましたね。東京ドームでの巨人戦からの帰り道、野村(弘樹・現ベイスターズ投手コーチ)さんを乗せ、屋根を開けて走っていたらいきなり雨が降ってきて、2人でトランクから屋根を出して取り付けたこともあります(笑)」

当時の横浜ベイスターズを支えた三浦、野村という右腕・左腕両エースの豪華な共演は、スタジアムではなく試合後の路上で行われていたのだ。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro

三浦大輔
  • 三浦大輔

  • 73年生まれ。横浜ベイスターズ投手。高田商業高校卒業後、ドラフト6位で横浜大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に入団。98年には12勝を上げ、リーグ優勝に貢献。04年にアテネ五輪代表長嶋ジャパンで銅メダルを獲得し、05年に最優秀防御率、最多奪三振で二冠を達成。横浜ベイスターズのエースである“ハマの番長”。

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