不具合すらも愛おしい
「いやぁ、静岡は近場ですよ。埼玉や横浜といった首都圏はもちろん、富士や箱根だって近場だし、湯沢や軽井沢でのライブにクルマで出かけたこともあります。ジャガーで行くと、やっぱり気分が乗ってくるという面もあるんです」
アーティストにとって、ライブのステージは何より大切なパフォーマンスの場。SAMさんは、ジャガーという一人になることができる空間で、ステージへと向けてコンセントレーションを高めていく。ただし、ジャガーがあまりにも魅力にあふれているが故、時にちょっとした笑い話も。
「最初のジャガーを手に入れたときは、もううれしくて、それこそ高速でも幌を開けて運転していたんですが、やっぱり高速で開けちゃダメですね。昔のコンバーチブルだから、風の巻き込みもすごくて、降りるときに髪が爆発しちゃっていました(笑)。現在のXJSも電動オープンだから、両フロント部分のフックを外せば簡単に開くことは開くんです。ただ、一回開けるときっちり閉めたつもりでも、天気の悪いとき、どうしても継ぎ目のところから雨が漏ってくるので、あまり頻繁には開け閉めしないようにしています」
多少の不具合など“些細なこと”。むしろそれすら、愛らしく思えるほどの惚れ込みぶり。それほどまでに、このXJSはSAMさんの気持ちをわしづかみにして離さない。
「今年のa-nationは愛媛や宮崎など、東京からクルマで行くにはちょっと遠いところが多いですよね。でもその分、味の素スタジアムで行われる、東京公演には必ずジャガーで乗りつけますよ」




