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マジョーラとの出会いはスタジオでした

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美しい曲線はラインの美しさだけでなく、マジョーラカラーのさまざまな表情を見せてくれる。一点から見つめても、光の反射角によってこれほど色が変わる
見る角度によって、その表情を変えていくマジョーラカラーのコルベット。実は、恩田さんがこのマジョーラの塗装に間近で触れたのは、JUDY AND MARY時代のリハーサルスタジオだったという。

「クルマにマジョーラという塗装があること自体は知っていたんですが、JUDY AND MARY時代にツアーリハーサルをやっていたら、スタジオにマジョーラカラーのギターがあるんですよ。当時、僕とギターのTAKUYAの2人がモニターをしていたフェルナンデスという楽器メーカーの人が持ってきたようなんですが、本人は全然興味がなさそうで立てかけてある。『タクヤのギターだけマジョーラ……。うらやましい』とますますマジョーラ熱が盛り上がってしまったんです」

フェルナンデスの担当者に塗料メーカーを紹介してもらい、「コルベット・コブラ マジョーラ計画」はスタートした。当初はトラペジウム一色に、その後ツートンに塗り替えたという。

「このツートンカラーのヒントはレース用のペースカーなんですが、コブラのボディラインと合ってますよね。自分で言うのも何ですけど(笑)、グラマラスなコブラだからこそ、マジョーラの美しさもよくわかる。逆に普通の色だったら、シェイプばかりが目立ってしまって好きなバランスにならなかったかもしれませんね」

一見強烈に見えるこのコルベット。だがよくよく見ると、グラマラスなボディばかりが目立つわけでもなく、マジョーラカラーが浮いて見えるわけでもない。強い個性同士がぶつかり合ってこそ調和する個性がある。それはロックバンドにも通じる方程式である。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro
恩田快人 シボレー・コルベット C3
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  • 恩田快人 シボレー・コルベット C3
  • 1987年PRESENCEでデビュー。その後、JACKS’N’ JOKERを経て、1992年に結成したJUDY AND MARYではメガヒットを連発。 現在、’80年代アメリカンハードロックのカヴァーバンド、HOT ROD CRUEでリーダーをつとめるかたわら、若手アーティストのプロデュース等も行う。
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