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しっとり吸いつくようなファブリック

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白で統一しただけでなく、メーター周りはすべてクロームメッキ仕上げに。「まだシートまで手をつけていない」というボイジャーにもスーパーソフトレザーの上掛けシートが搭載されている
こだわった末、コルベットの車内は白に統一された。レトロモダンを目ざし、内装は白とクロームメッキで統一することに。ところが、恩田さんは色だけでなくシートの革の材質にもとことんこだわったという。

「せっかく張り替えるなら、革から選びたかった。本革のシートってどうも触感がかたい印象があったんです。自宅用のソファのファブリックがすごくやわらかくて気に入っていたので、製造メーカーを調べてもらってその革に張りかえられることになったんです」

選んだ革はスーパーソフトレザー。ウレタン樹脂のこの素材は、高いストレッチ性と文字通り“スーパーソフト”な柔らかさを持ち合わせている。シートに座らせてもらうと、吸いつくようなしっとり感が実に心地いい。

「合皮なんですけど、いいでしょう?(笑) シートのクッションは同じなのに、ファブリックを変えるだけで、こんなにも柔らかく気持ちいいシートになるんです。過去に手に入れた主なクルマはほとんどこの革に張り替えています。ボイジャーはまだですが、もう一台の機材車であるエスティマのシートもこの革ですよ」

だが、質感が最高だというこの革にも弱点はあるという。

「たばこの火に弱くて、火種を落としたりするとその瞬間溶けて穴が開いてしまうんです。あと、座り心地自体はとてもいいんですが、3~4時間乗ると腰が痛くなってくることぐらいですかね(笑)」

そ、それはシートのせいではないのでは……。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro
恩田快人 シボレー・コルベット C3
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  • 恩田快人 シボレー・コルベット C3
  • 1987年PRESENCEでデビュー。その後、JACKS’N’ JOKERを経て、1992年に結成したJUDY AND MARYではメガヒットを連発。 現在、’80年代アメリカンハードロックのカヴァーバンド、HOT ROD CRUEでリーダーをつとめるかたわら、若手アーティストのプロデュース等も行う。
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