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スーパーホワイトな内装の悩み

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白で統一されたこだわりの内装だが、フロントガラスへの写り込みはご覧の通り。「日差しの強い日にサングラスなしだと、本当に下が見えなくなる」というのも納得である
コルベットのエクステリアをコブラにするだけは飽きたらず、恩田さんは内装にも手を入れることに。ところが、ここからのこだわりぶりがまた尋常ではなかった。

「まず、内装はすべて白。以前、JACKS'N' JOKERをやっていたとき、よくLAにレコーディングに行っていたんですが、向こうの道路って路面が白いセメントのような色ですよね。だからこそ、強い日差しが白い路面に反射して、抜けるような空気感につながっている気がするんですが、東京って街の印象が青白いというか、グレーな印象があるんです。LAの抜けるような空気感を自分のものにしたくて、ダッシュボードからシートまで全面白にすることにしたんです」

ところが内装をすべて白にしたところ、困った問題が起きてしまったという。

「カッコよく仕上がったんですが、昼に運転するとダッシュボードがフロントに写り込んで前がきちんと見えない(笑)。『これ、怖いなぁ……』と思っていたところ、深夜の通販番組で『まぶしくない』というふれこみで、イーグルアイズというサングラスのCMをやっていた。早速買ったところ、本当にフロントガラスの白い写り込みが消える。最近はどこのメーカーでも偏光サングラスを発売していますが、まだ国内ではなかなか手に入らない頃だったから、一度に5本買っちゃいました」

現在のお気に入りは、コールマンの偏光サングラス。「きちんと偏光してくれるのに、暗くない」ところがお気に入りなのだとか。

「しかも、視界が少し黄色がかって見えるから、東京でもハリウッドっぽい景色が愉しめるんですよ。このサングラスをかけるだけで気分は西海岸です!(笑)」

白い内装だけでなく、実用のためだったはずのサングラスにも新たな愉しみを見出す。気に入ったアイテムは、そこに秘められた愉しみを掘り起こしていく。遊び心を知る大人ならではの愉しみ方である。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro
恩田快人 シボレー・コルベット C3
  • profile
  • 恩田快人 シボレー・コルベット C3
  • 1987年PRESENCEでデビュー。その後、JACKS’N’ JOKERを経て、1992年に結成したJUDY AND MARYではメガヒットを連発。 現在、’80年代アメリカンハードロックのカヴァーバンド、HOT ROD CRUEでリーダーをつとめるかたわら、若手アーティストのプロデュース等も行う。
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