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1/1サイズのプラモデル!?

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精巧に作られた1/24スケールのプラモデルは、いつも江川さんの机の脇にある。ガルウイングはもちろん、ボンネットの開き方など細かいポイントに至るまで、本物と見まがうばかりの質感だ。
例え、運転する機会が少なくとも、江川さんのメルセデス・ベンツ SLR マクラーレンへの思い入れの深さは変わらない。

「月に1回運転できるかできないかという程度しか乗れないので、普段はガレージで見て愛でるための、1/1スケールのプラモデルだと思っています(笑)」

江川さんは実車のSLRを愛でるだけでなく、実際、仕事場にも1/24スケールのプラモデルをディスプレイしている。

「プラモデルで見ても、やっぱりカッコいいですよね。サイドに配置されたマフラーの位置だけでなく、ボンネットやリアもやっぱりいい。ガルウィングのカッコ良さも言うまでもありませんが、実用性となると微妙ですねぇ……。日本という国の道路事情を考えたとき、乗り回す便利さを追求したらこのクルマはあり得ない。ガルウィングはガレージの天井にぶつかるかと冷や冷やものだし、2台分のスペースが必要だから、立体駐車場やコインパーキングにも停められない。もしかすると、遊び心満点のクルマはこれで打ち止めかもしれません」

江川さんがこのクルマを手に入れた後、SLRには「ロードスター」というオープンモデルも発売されたが、「特に興味はない」という。

「結局のところ、オープンといってもそれほどサンルーフ車と大きくは変わらない気がするんですよ。SLRのように純粋に走りを愉しみたいクルマの場合には、なおさらオープンにする必然性も感じませんし。ま、結局のところ、ボクの趣味は散歩ですから(笑)」

気分に合わせて、移動手段を徒歩からメルセデス・ベンツ SLR マクラーレンまで自在にセレクトする。そこに妙な気合いや気負いは感じられない。現在、このクルマの走行距離は5000kmを少し超えた程度。無理に乗るわけでもなく、後生大事にしまっておくのでもない。このメルセデス・ベンツ SLR マクラーレンは江川さんの生活にとけ込んでいる。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・北野謙 Photos/KITANO Ken
江川達也 メルセデス・ベンツSLR マクラーレン スマート・フォーツーカブリオ BRABUS
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  • 江川達也 メルセデス・ベンツSLR マクラーレン スマート・フォーツーカブリオ BRABUS
  • 1961年生まれ。1984年に『BE FREE!』(モーニング)でデビュー。その後『まじかる☆タルるートくん』(週刊少年ジャンプ)、『東京大学物語』(ビッグコミックスピリッツ)がビッグヒットに。現在、週刊SPA!で時事漫画『にあいこ≒るリアル』などを手がける

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