さらなる“自由”を求めて
「今、『次なるクルマは?』と聞かれると、やっぱり、本物の“ボンドカー”でもあるアストンマーティンのDBSが思い浮かびますね。でもまだ次のことは考えられません。その前に、まずこのクルマでもっと遠出をしたい。2006年に購入してから、まだ1万kmも走っていないんです。ちょうどアストンを手に入れた頃から、仕事がどんどん忙しくなってきてしまった。まとまった休みが取れたら、ドライブ自体を愉しむ旅にも出たいんですが……、見通しは明るくないですね」
クルマに割くことができる自由な時間は決して多くない。だが、日清カップヌードルを起点とした『FREEDOM-PROJECT』では、DVDオリジナルアニメ、小説、グッズ展開など自由にその世界観を広げている。この3月にカップヌードルのCMは終了したものの、5月23日には『FREEDOM SEVEN』というシリーズ最新作もリリースされる。
「『FREEDOM-PROJECT』がかかげる、『自由』というキーワードは、僕にとってとても大切なものなんです。もともと僕は、いろいろなものから解き放たれたかった。実家からの独立という自由、会社からの独立という自由、国家という境界線からの自由……」
自由を得れば選択肢は広がる。ライフワークとも言えるテーマ「宇宙」からは、もはや地球という惑星の“重力”からも解放されたいという高松さん自身の欲求すらうかがえる。だが、何もかもから解き放たれたとしても、高松さんの隣にはアストンマーティンがいるに違いない。それは真の自由を手に入れた者だけに与えられる、「自ら選択する」という最高の自由の象徴なのだ。
写真・北野謙 Photos/KITANO Ken




