これから先もずっと……
「父がドイツ車に乗っていて、『このドアの閉まる音を聞け』と子供の頃から常々言われていました。いま僕がドイツ車好きなのも、おそらくそのせいですね。ただ、最近のドイツ車って、アクセルやブレーキは軽いし、乗り味もマイルドだし、以前ほど“らしさ”が感じられないと思うんです。僕が12年前の911タルガを乗り続けるのも、失われつつあるドイツ車らしさをずっと味わっていたいから、なのかもしれません」
1996年に購入してから12年間、大きなトラブルは一度もなかった。そんな信頼性の高さもドイツ車ならでは。
「やっぱりポルシェって、運転が愉しいのはもちろん、道具としても優秀なんですよね。これから先、10年でも20年でも、乗れる限りずっと乗り続けますよ」
アウトドアや自転車など、まことさんの趣味の対象は年を追うごとに広がっている。しかし、その傍らには常に、ポルシェ911タルガの存在があった。そして今後も変わらず、そこにあり続けるに違いない。
写真・相川大助 Photos/AIKAWA Daisuke



