My Bentley
29歳で念願のフェラーリ335を手にし、その後もランボルギーニの40周年記念アニバーサリーモデル、世界限定50台限定のランボルギーニ・ムルシェラゴ、フェラーリF50、アストンマーチン・バンキッシュなど、数々の名車を乗り継いできた。
「以前は一週間、毎日違うクルマに乗れるくらい、昔憧れていたクルマを所有した。持つ前は、数を持つことがカッコいい、ステータスだと思っていた。でも、実は今乗っているのは3台だけ。たまの休みに自分で運転するベントレー、パーティーなどの華やかな席でのベンツ・リムジン、後はビジネスのかたい場面に似合うセンチュリー。今はこれで十分」
貞方社長は、シーンに応じて移動手段を使いわける。この10年ほど、夢に見続けてきたプライベートジェットも2006年に手に入れた。自ら免許も取ったヘリコプターという移動手段もある。「時間を買う」ということは、とりもなおさず「機会を買う」ことでもある。移動時間が短縮できれば、それだけ多くの機会を作ることにつながるからだ。
「それだけに今、自分でハンドルを握る機会のある、このベントレーは気に入っています。ただ、2007年7月に購入して半年近くたつのに、まだ1000kmも走ってないのが、ちょっと切ないかな(笑)。しかも、ついこの間箱根の方にドライブに出かけて、だいぶ距離も稼いだけど、それまでは1か月に100kmペースだった。もう少し乗りたいところだよね」
どんなに時間を節約しても、ビジネスの世界に生きる以上、時間が余ることは決してない。
だからこそ、自分でハンドルを握る数少ない時間も貴重なものになる。
次回からは、そんな貞方社長が所有するベントレーのEDGEに触れていく。
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro



