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普遍的な美しさ。それが旧車の魅力

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現後者からはS1(上)とS2(下)。こうした奥深い魅力があるからこそ、中島社長はベントレーに惹かれ続ける。
実は今年還暦を迎えた中島社長、元IDEEで現在、流石創造集団のトップである黒崎輝男氏との親交も深い。多忙な2人だが、毎月のように顔を合わせているという。

「1月には、還暦のパーティも主催してくれたりと、気の置けない友人ですね。同じ家具が好きだったり、なんだかウマが合うんです。実は最初に買った50万円のベントレーT1をクロちゃんに譲ったら、銀座に天ぷらや寿司を食べに行くときに乗ってくれているみたい。うれしそうにしてくれるのを見ると、こっちもうれしくなっちゃう(笑)」 旧車の魅力は奥深い。深く愛したクルマならばなおさらだ。そんな愛車を、その魅力を自分と共有できる、気の置けない友人に譲る。何と羨ましいことだろう。

「T1もそうですが、旧車はすごくセクシーなフォルムを持っている。今のクルマでは考えられないような繊細なカーブだとか、見ていると思わずゾクッとしますよね。旧車には底深い美しさというか、流行とかにとらわれない普遍的な美しさがある。今の旧車が新車として売られていた時代には、クルマは今よりも遙かに高価なぜいたく品だったはず。そういう雰囲気が漂っている。建築でも美術品でも同じですよね。力のあるものがきちんと年を重ねると渋さが増して味わい深くなってくる。若くてピチピチした女の子はたくさんいても、きちんと年を重ねた美しい女性にはなかなか巡りあえない。そういうことと似ているのかもしれないですね」

芯のしっかりした“本物”は、年を重ねるほどにその魅力が増していく。それは女性だけでなく、男にも当てはまる。男の凄みとチャーミングさを兼ね備えた中島社長自身がそうであるように。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro
中島武 ベントレー S1 コンチネンタル ベントレー S2 コンチネンタル クーペ
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  • 中島武 ベントレー S1 コンチネンタル ベントレー S2 コンチネンタル クーペ
  • 1948年生まれ。83年に衣料品輸入卸会社を立ち上げ、90年「際コーポレーション」設立。「紅虎餃子房」「万豚記」などの飲食店に加え、ファッション・雑貨店など、全国に約600店舗を展開。ベントレーをこよなく愛し、ファッションにも造詣の深い趣味人でもある。
    http://www.kiwa-group.co.jp/

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