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「愛車ベントレー」歴、30年以上

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2002年頃、S1とS2を同時購入。当初はS2の出物を見に行くつもりが、知人に「S3があるなら、S1も買えばS1~S3まで揃う」と言われ、「まぁそれもそうか」と買ってしまったというほどのベントレー好き。
「紅虎餃子房」などの飲食チェーンを展開する際コーポレーションの中島武社長は、ベントレー好きなら、そのラインナップを知らない人はいないほどのベントレー愛好家だ。T1やS3など、様々なベントレーを乗り継ぎ、現在は、1956年製のS1コンチネンタルと、1960年製のS2コンチネンタルクーペ、他にもS3を愛車として乗り回しているという。そんな中島さんが初めてベントレーを手に入れたのは、29歳のとき。中島社長は、今年1月に還暦を迎えたから、もう30年以上前のことになる。

「当時、中古のベントレーT1を50万円で買ったんですよ。ただ『とうとうオレもベントレーに』という感慨はなかったですね。もちろん、今より50万円の価値は高い頃だけど、それでもあまりいい状態のクルマではなかった。買った動機? なんだかかわいいな、と思ってね」

と当時を懐かしむ中島社長、実はそれ以前からマセラティの初代クアトロポルテ、メルセデス・ベンツの300SLなど旧車オーナーでもあったという。

「ただ、その50万円のT1はカネがかかってね。まず買ったときにシートを張り替えて300万円、さらに外装も全塗装かけたから、最初の段階で50万円+数百万円。その後も、なんだかんだで2000万円くらいかかったかな。でも、それだけお金をかけても、もともとが安いクルマだと価値なんて上がらないんですよ。ただ、今日持ってきたS1とS2はきちんとメンテナンスされ続けた筋のいいベントレーだから、それぞれ1000万円くらいの値段はつくんじゃないかな」

とはいえ当然ながら、中島社長はこの2台を手放すつもりはないという。次回からは、中島社長が現在乗っているベントレーS1とS2の美しいラインに触れていく。
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・佐々木朋広 Photos/SASAKI Tomohiro
中島武 ベントレー S1 コンチネンタル ベントレー S2 コンチネンタル クーペ
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  • 中島武 ベントレー S1 コンチネンタル ベントレー S2 コンチネンタル クーペ
  • 1948年生まれ。83年に衣料品輸入卸会社を立ち上げ、90年「際コーポレーション」設立。「紅虎餃子房」「万豚記」などの飲食店に加え、ファッション・雑貨店など、全国に約600店舗を展開。ベントレーをこよなく愛し、ファッションにも造詣の深い趣味人でもある。
    http://www.kiwa-group.co.jp/

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