あの選択に後悔はない
「ベネズエラ戦での出場という判断に後悔はありません。特に個人としては、絶対に後悔したくなかったから、出られたのはありがたかった。ただし、今にして思えばチームとしては微妙だったのかもしれません。僕よりも他の選手を使ったほうがチームとしてのパフォーマンスは上がっていたのかもしれないという思いはなくもないですね……」
だが、チームマネジメントは監督の仕事である。選手が出たいというのは当たり前の話で、どの選手をどう使えば、チーム力が最大になるか。それを考えるのは選手の仕事ではない。
「一選手としては、学びの多い大会でした。前回のアテネ五輪で8年ぶり出場となった女子バレーの選手たちはほとんどが五輪初出場で『オリンピックにしかない雰囲気があった』と言っていたんです。僕は出たことがないから、それがどんなものなのかわからなかったけど、今回その雰囲気を体感することができた。結果は全敗でしたが、収穫はあった。4年後に必ずこの経験をいかします」




