監督からの一通のメール
「『どうだ?』という程度ですけどね。ぼんやりとした意識のなかで、手術の様子や、誰が来てくれていたかというような話をしました。そこで植田監督が来てくれたことを知ったんです」
手術後、植田監督からは一通のメールが届いていたという。
「『とりあえず、手術が無事に済んで良かった。これから大変だろうけど、リハビリ頑張って』というような内容でした。本当にたまに……、年に1~2回ですが監督ともメールのやりとりをするんです。何気に監督、絵文字使うんですよ。さすがにデコメを使うことはありませんが、「☆」入りのメールをくれることもあるんです(笑)」
術後の経過は順調だった。術後5日目まであった痛みは、その後ほとんど顔を出さなくなり、術後10日で膝に加重をかけ始めた。2週間で松葉杖に頼る必要はほとんどなくなり、プール内ならば支えもなく歩けるようになった。
「少し動けるようになると、『もうちょっと』という気持ちになりますよね。だんだん日常に戻っていく実感があるんです。例えば、リハビリ施設の健康的な食事だけじゃなくて、それこそマックのチキンナゲットが無性に食べたくなったり(笑)。このA3のナビゲーションでも、思わずドライブスルーを探してしまいたくなるんですよ」



