ナンバーは「はこふぐ」です。
それは遊び心であり、少しの色気であり、でも他人からの視線に無頓着ではないこと。大人だからといって遊び心や色気を失ってはつまらない。でも、大人ならば他人からの視線を意識しないわけにはいかない。でも、そんな微妙な大人の気持ちを投影できるのが、クルマなのだ。
「例えば、冬場なのにソフトトップを開けてドライブしたり、パワー重視ではないこのクルマに人を詰め込んで山道を走ることもそうかもしれません。少し無理をしたり、クルマに不釣り合いな場所に行くのも愉しいですよ。大排気量のクルマも楽しいでしょうし、エコカーだっていい。ヴィンテージだって、きっとすごく魅力的なんでしょう。それと同じように、私は『少し間抜けな匂いがするクルマ』というジャンルが好きなのかもしれません。遊びの要素を少し入れられる隙間があるクルマとでも言うんでしょうか。
例えば、今のC3プルリエルのナンバーは、事務所の名前にちなんでナンバーを取りました。
ナンバーですか?
『はこふぐ』 にちなんで“8529”です(笑)。『エコカーに乗ることがかっこいいとされているからエコカー』という理由はどこか違う気がします。どんなクルマを買っても、どうせなにがしかの恥ずかしさがつきまとう。クルマは決して安い買い物ではないんだから、自分の言葉で語れる何かがあった方が大人としては楽しいですよね」




