ハイエンドだけが輸入車とは限らない
「昔、安部譲二さんが、何かのメディアで『クルマは屋根が開かないとダメ。滅多に開ける機会がなくて、もしムダになってもそのカネを惜しんではならん』というようなことを仰っていたんです。まさに、大人の見識ってヤツですよね。その言葉にいたく共感したんですが、とはいえ、もし屋根を開けた状態で急なドシャ降りにでも遭ったら悲惨この上ないんですが……。でも、C3プルリエルは、電動で屋根が開け閉めできるし、その先にも遊びの要素がたくさんありますよね。そこも決め手のひとつでした」
屋根が開くクルマには、スポーツタイプのオープンカーや、サンルーフつきの大きなSUVもある。だが、石原さんは「そういうクルマは性に合わないんですよ」と苦笑する。
「押し出しや主張の強いクルマもカッコいいとは思うんですが、どう頑張っても自分が運転席に座っているシーンが想像できないんですよねえ。赤いスポーツカーに乗って帽子とかかぶっちゃうような、そのミスマッチを愉しむという手もあるとは思うんですが、どう想像しても滑稽な絵としか思えないんですよ(笑)」
ロッソ・コルサ・カラーのフェラーリを駆る石原さんにも、ぜひ一度お目にかかりたいものだが、確かに愛車を運転する石原さんの姿はあまりにも自然すぎるほど、クルマと融けあっている。赤いスポーツカーに乗る石原さんを目にする機会は、まだ当分先になりそうである。





