「無人車」の恐怖
「遠くから『おーい!』って手を振ったら、ドン引きされたんですよ! まず、身長が151cmしかないから、528iのシートに座っていると外から見えなかったみたいで、『なんだ?』、『無人車だ!』『都市伝説になるぞ!』とか言われたんです。しかも、エアロ以外の足回りはドノーマルだから、『本当に自分で買ったの?』、『お父さんのクルマじゃなくて?』と、もう散々! オマケにオートマだから大丈夫だろうと、10cmの厚底ブーツをはいてたから、それでもドン引きされて……」
厚底ブーツはそりゃドン引きされるでしょうが、他は引かれるほどのことでもないような気も……。
「ただ、しばらく後に足回りを変えてみてビックリしましたね。ザックスのスポーツサスに変えて、車高も落としたら高速での安定性が全然違うんです。それまで東名のカーブとかでもふわふわしていて怖かったのが、クルマがピタッと路面に吸いつくようで全然怖くない。『だから、みんなイジるんだぁ』って、目からウロコでした」
当時のホイールは、まだ日本未発売だったM5仕様のもの。周囲には「もうM5が!?」と勘違いする人も現れた。この体験以来、新條さんのBMWのドレスアップは急速に進化し始める。ただしこの頃は、「今ほどになるとは、夢にも思っていなかった」とか。というほど、新條さんが現在乗っているBMW330には、まだまだ秘密が隠されている。




