購入直後の彼氏との別離……
「きっかけは当時、お付き合いしていた人のせい……いや、おかげですかね(笑)。ドライブに出かけたとき、『疲れたから代わって』って言われたんですけど、それまで私、都内での運転経験もなければ、大きなクルマを乗り回したこともなかったんです」
当時、付き合っていた男性が乗り回していたのは、排気量5000ccのメルセデス・ベンツSEL500。運転の交代を「ムリ~!」と及び腰で断った彼女だったが、そのベンツを運転できるようになるために、「大きな」輸入車を物色し始めたという。
「フェラーリやポルシェは最初の1台にはハードルが高いし、ベンツはもっと年を重ねてからでいい、そう考えたとき、選択肢として残ったのがBMWでした。ただ当時の3シリーズは彼のクルマを運転できるようになるには小さかった。でもいきなり排気量4000cc以上の7シリーズはいくら何でも大きすぎ。そこで間を取って、紺メタリックの528iを選んだんです。でも納車された途端、その彼氏とは別れちゃったんです(笑)」
初めて輸入車を手に入れたものの、それは今まで周囲で見た「カッコいいクルマ」には届いていない。ノーマルのままではいけない気もするが、頼れる人もいなくなってしまった。そこで新條さんは、BMWのファンサイトを覗いてみた。
「詳しい人がたくさんいるかな? と思って。で、おずおずと『あのぉ。BMWを買ったはいいんですけど、何をどうすればいいんでしょうか』って質問したら、『まずは、エアロからじゃない?』という解答してくれた人がいたんです。当時はエアロが何かもわからなくて、『何? エアロって!?』というところからのスタートでした(笑)」




