子育てに欠かせないもの
宮台さんのBMW330Ciカブリオレの後部シートはチャイルドシートが常設された、子どものための専用シートである。
「こういうタイプのオープンカーって、子どものいる家庭ではあまり選ばないとは思うけど、実は子どものいる家庭にこそ向いている。何より車に乗せるのがラク。上からホイッてチャイルドシートに乗せればいいんだもん。しかも2ドア4シーターだから後ろのドアにチャイルドロックをかける必要もない。いいことずくめなんですよ」
そのチャイルドシート、乳児用の一台は後ろ向きに据え付けられ、幼児用のもう一台は前向きに据え付けられている。そしてその幼児用チャイルドシートの視線の先――、つまり前席シートのヘッドレストの裏側にはそれぞれモニターが据え付けられている。
「小さなお子さんをお持ちの親御さんならおわかりでしょうが、子どもって落ち着かせておくのがまず一苦労ですよね。でもこのモニターに好きなアニメを流していれば、だいたいおとなしくしていてくれる。お気に入りですか? やっぱり宮崎アニメですね。この間『風の谷のナウシカ』を1カ月くらいかけっぱなしにしていたら、内容を覚えて次のシーンのセリフをマネしたりしている。ちょっと驚かされます」
その一方でちょっとした悩みもあるという。
「とにかくバッテリーへの負荷が大きいんです。SUVならともかく、4シーターにモニターを3台搭載したいという注文って、5年前にはあまりなかったようですね。納車時にディーラーもいろいろ試行錯誤してくれたし、そもそもかなり大容量のバッテリーを積んでいるんですが……」
次回は「やたらに電気を食う」というこの330Ciに対しての宮台さんの対策を見ていこう。






