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堀江の次なる1台

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マスタングGT/CSの屋根を全開にして編集部周辺を流す。スピードを無理に出す必要などない。クルマの醍醐味は、流れる風と差し込む光が感じさせてくれる。
この先どんなクルマを手に入れるか。それはクルマ好きなら、誰もが一度は考える人生設計にも似た計画だ。そしてそれは堀江も例外ではない。

「新車購入はポルシェの50周年記念を買ったら打ち止めにするつもりです。世の中のほとんどのクルマは買った瞬間に値段が下がる。もちろん新しいクルマに搭載された技術は素晴らしいけど、追いかけ続けるとなると際限がなくなってしまう」

これまでも堀江は、新車・中古車にこだわることなく、「いい!」と思ったクルマを手に入れてきた。そのなかにはクライスラーの300C SRT-8のように惚れ込んで入手したのに600kmしか乗らずに、次のクルマを入手するため下取りに出してしまったものもある。またフェラーリのように「乗る理屈をつけづらい」ことを理由に、いまだ“愛車”として手に入れたことがないクルマもある。

「愛車として乗りたいクルマはまだまだたくさんあります。今も、シトロエン2CV6チャールストンをレストア中ですし、セドリックの230ハードトップもずっと探しています。クルマには探す楽しみもありますよね。僕は50代以降、100万円以下の状態のいいクルマを探して乗り継ぐようなクルマとのつきあい方をしたいと思っています。例えば、80万円くらいのジャガーやメルセデスのワンオーナー物って、年式が古くても状態がもの凄くいい出物がある。整備記録が辞書よりも分厚くて、それこそ購入価格は1000万円なのに、整備代に2000万円くらいかけて愛されてきたクルマ。たいてい色は渋いモスグリーンだったりするんですが(笑)」

現在堀江は、海沿いの街から通勤している。最近ではクルマとのつきあい方のバリエーションは、さらに広がってきた。純粋なドライビングだけでなく、妻や幼稚園に入園した愛娘を乗せての「家族のドライブ」や、レジャーに行くために「物を積む愉しみ」も手に入れている。年齢を重ね、家族が増え、愉しみ方の引き出しが増えてきた。

「今、ボートの免許を取りに行っていますし、庭いじりをするのも楽しい。ひとつのことにとらわれるよりも、気持ちを柔軟にすればきっと人生の愉しみはまだまだ増えていく。クルマ選びも同じこと。EDGE.netやカーセンサーだって、少し見方を変えればさらなる愉しみが隠されていると思います。手前味噌で恐縮ですが、誰よりも読み込んでいるはずの僕自身ですら、毎日のように新しい愉しみを見つけていますから。ともあれ今後もnet、本誌ともどもご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます!」
文・松浦達也 text/MATSUURA Tatsuya
写真・相川大助 Photos/AIKAWA Daisuke
堀江史朗 フォード マスタングGTカリフォルニアスペシャル ポルシェ911 カレラ4Tip BMW GS1150アドベンチャー
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  • 堀江史朗 フォード マスタングGTカリフォルニアスペシャル ポルシェ911 カレラ4Tip BMW GS1150アドベンチャー
  • 1963年生まれ。Car Sensor関東版、Car Sensor EDGE編集長。学生時代には輸入車業を手がけたことも。現在は妻と4歳になる愛娘との3人暮らし。平日は自宅に帰ることができず、涙で机を濡らす夜も多い。「初めて乗ったクルマは家にあったキャデラック」という生粋かつ永遠の輸入車小僧

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