MVP賞金が頭金に化けました
「MVPの賞金は頭金程度で、実際には貯金をはたいたようなものなんです(笑)。小学校からの夢ですから、確かにクルマはほしかったんですが、後進に道を切り開きたかったというのも大きな理由です。
高校生や中学生にとって、バレーボールという競技がもっと憧れられるようになれば、裾野も広がり、ひいては日本バレー界の底上げにもつながる。『バレーボール選手になれば、あんなかっこいいクルマに乗れるのか』という、わかりやすい裾野の広げ方もあると思うんです。だからこそ、ちょっと無理をしたという面もありますね。
もちろんさっき言ったように、プロ契約を交わして寮を出たことで練習に通うのが不便になったという切実な理由や、昔からほしかったという子どもみたいな理由も大きいんですが(笑)」
と笑いながら話す越川選手だが、現在、Vリーグの日本人選手でチームとプロ契約を交わしているのは、越川選手をはじめ片手で数えられるほど。スポーツではリーグの隆盛がその国の競技の強さを決めるという面もある。もしかすると自分のためだけでなく、日本バレーボール界のためにBMW335iを手に入れたと行っても過言ではない!?
「さすがに、それは言い過ぎのような気もしますけど(笑)」



