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フィアット パンダ 1990~99年
フィアット パンダ
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
パンダ フロント
パンダ リア
ボディは小さくても広く使える室内
 オイルショック後に訪れた世界的な小型車ブームの中、「最小限の寸法で最大限の効率」を目指したクルマが世界中で作られた。そんな一台が、イタリアの大衆車メーカー、フィアットの作ったパンダである。イギリスの「ミニ」のように、小さなエンジンをフロントに横置きにした前輪駆動のハッチバックだ。
 全長×全幅は3405mm×1510mmと、寸法的には日本の軽自動車とほとんど変わらない。登録は小型車となるが、乗車定員は4名だ。
 欧州デビューは1980年。24年の長きにわたって作り続けられてきたが、その間、エンジンの換装や4WDモデルの追加、ATにCVT(連続可変無段変速機)を投入するなど、新技術の採用には積極的だった。
 パンダは合理性の追求だけでなく、イタリア車らしく遊び心にもあふれており、後年はほとんどのモデルに開口部の大きなサンルーフが標準装備された。
特徴~メカニズム・インテリア&エクステリア
オートマチックには無段変速機を採用した
 欧州でデビューした当時に搭載されていたエンジンは、空冷の2気筒OHVと水冷の4気筒OHVだったが、現在、日本で手に入る中古車のほとんどは、1993年から搭載された1.1L直4SOHCの「ファイヤエンジン」を搭載するモデルだ。
 トランスミッションは5MTとATの2種類だが、ATには富士重工製のベルト式CVTが採用されている。
 サスペンションは、フロントがストラット、リアはΩアームという独自のツイストビーム式の組み合わせが基本だ。
 4WDシステムは、メルセデス・ベンツのゲレンデヴァーゲンを作ったオーストリアのシュタイヤー・プフ社の手によるパートタイム式で、リアサスペンションはリーフリジッドに改められており、悪路走破性は意外に高い。ステアリングにはパワーアシストは付かないので、ハンドルの重さが許容範囲かどうか、必ず試乗して確認すべし。
パンダ エンジン
←現在中古車として手に入るのは「ファイアエンジン」と呼ばれる1.1Lエンジンを搭載したモデルが多い
カジュアルな仕立てはさすがイタリア製だ!
 エクステリアは「丸いのはフェンダーアーチだけで、あとは直線」というデザイン。「パンダ」と呼ぶには、いささか四角すぎるきらいがあるが、なんとなく「そうか」と思えてしまうのは、デザインを担当したジョルジェット・ジウジアーロのセンスのなせる技だろうか。
 4WDモデルは車高がアップされ、ルーフレールも装備されている。見方によっては「レンジローバーのチョロQ」のようにも見える。
 インテリアも「丸いのはステアリングだけで、あとは直線」というデザイン。カジュアルなシート柄のセンスは、さすがイタリア車という趣だ。基本的に左ハンドルだが、一時期、右ハンドルも輸入されていた。
 ボディは3ドアのみなので、リアシートの乗降性はややつらいが、乗ってしまえば中はそこそこ広く、大人でも苦痛はない。リアシートを畳めばラゲージスペースも十分広い。
パンダ インテリア パンダ リアシート
↑ダッシュボードをラック状にしたり、ドア内張りに大きなポケットを備えるなど工夫を凝らしている
↑平坦なクッションを組み合わせただけのリアシートは2人掛け。簡単に畳めるので使い勝手も抜群だ
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フィアット パンダ 1990~99年
(2004.02.26)

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