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フォード モンデオ / 1994~2001年
モデル変遷
1994年4月~ | 1996年11月~ | 1997年6月~ | 1998年2月~ |
1999年3月~ |
1994年4月:モンデオの日本国内販売開始
 フォードの世界戦略車として1993年に本国デビュー。日本では1994年4月から販売された。ヨーロッパ中のフォードの力を結集したモデルであり、その品質の高さからデビュー後わずか1年で50万台を超えるセールスを記録、さらに1994年にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いている。
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1996年11月:ビッグマイナーチェンジが行われる
 1996年10月にパリサロンでお披露目されたビッグマイナーチェンジが施されたモンデオ。わずか2ヵ月後の11月末から日本でも販売が開始された。それまでのモンデオのもつ優れた安定性と卓越した操縦性を一層進化させるとともに、内装の品質向上も行われている。この時のラインナップは、L(1.8L DOHC)、LX(1.8Lディーゼルターボ、1.8L DOHC)、GLX(2L DOHC)、ギア(2L DOHC、2.5L V6)の4グレード、6モデルであった。
↑広いラゲージスペースをもち、ユーティリティに優れたワゴン ↑フロント、リアとも非常にモダンなデザインが与えられたセダン
←オーソドックスなデザインだが、機能性に富んだインテリアも特徴
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1997年6月:特別仕様車「ユーロアスリート」を発売
 ワゴンの特別仕様車「ユーロアスリート」が発売された。GLX、LXに専用のエアロパーツやカラードグリルバー、アルミホイールなどを装備したモデル。BTCC(英国ツーリングカー選手権)で活躍したモンデオの勇姿を想起させるスポーティなワゴンに仕上がっている。価格は、標準仕様価格から5万円アップで、GLX254.5万円、LX234.5万円となっていた。
↑足元を引き締める5本スポークの15インチアルミホイール ↑カラードグリルバーを装備した、精悍なマスクが印象的 ↑レースシーンで活躍したモンデオワゴンを思い起こさせるスタイルを採用している
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1998年2月:特別限定車「2000GT」が登場
 迫力の外観がヨーロッパで活躍するレーシングカーを彷彿とさせる、限定仕様車2500GTが発売された。エクステリアには、スポーティなフルエアロキットや16インチアルミホイールを装着し、インテリアも、スパルタンなメタリックグレイインストルメントパネルやスポーツシートを装備。さらにセダンには専用のスポーツサスペンションが採用されていた。価格はセダンが299.5万円、ワゴンが314.5万円であった。
↑専用装備のフルエアロキットで武装している迫力満点のエクステリア ↑リアスタイルもスポーティ。セダンにはリアスポイラーが装着される
←シートは2000GT専用のセミバケットタイプのスポーツシートとなる
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1999年3月:2回目のマイナーチェンジが行われる
 2回目のマイナーチェンジが行われた。主な変更点は、運転席・助手席のSRSサイドエアバッグの装備、トラクションコントロールの装備、オートエアコンの装備、ステアリングコラムでオーディオのリモコン操作を可能にしたオーディオコラムストークの装備、トルクや燃費を向上させた新エンジンの採用などであった。
↑吸排気系および燃料供給関連装置を改良し、トルク・燃費を向上させている ↑運転席・助手席SRSエアバッグに加え、SRSサイドエアバッグも標準装備 ↑内装色が新色ミッドナイトブラックに変更され、オートエアコンも装着された。またオーディオ機能も充実している
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