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フォルクスワーゲン ゴルフ1992~98年
モデル変遷
1992年4月~ | 1992年10月~ | 1993年1月~ | 1993年7月~ |
1993年10月~ | 1994年4月~ |1994年12月~ |1995年10月~ |
1996年10月~ | 
1992年4月:国内デビュー
1992年10月:GLiにチルトステアリングを採用

↑チルト機構が追加されたが、1992年登録でも9月以前は付いていないので注意が必要だ
 GLiにステアリングのチルト機構や電動ドアミラーを追加。夫婦ともに運転するといった体格差のあるドライバーがステアリングを握るのなら、ぜひとも欲しい装備だ。また、エアコンのフロンガスがR12からR134aに変更されている。
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1993年1月:2.8L V6エンジンのVR6をラインナップに追加
1993年7月:DOHC16バルブエンジン搭載のGTiを追加
1993年10月:運転席&助手席エアバッグ装備
 1994年モデルから運転席&助手席エアバッグが全車標準になった。従来はGTIとVR6にしかなかったABSもこの年から全車標準装備となった。さらにハイマウントストップランプをリアスポイラーに内蔵。また、リアヘッドレストを3ドアCLiを除いた全車に装備したり、アクティブ、パッシブ両安全性能を大幅に向上している。また、フロントシートのスライド量が18mm拡大されて居住性もアップ。
↑ハイマウントストップランプはスポイラーに内蔵されたが、1996年モデルからはリアガラス内側に移動 ↑より安全性を重視するならエアバッグが装着されている1994年モデル以降を選ぶようにしたい
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1994年4月:ゴルフ3ベースのカブリオがデビュー
1994年12月:2Lエンジンがより扱いやすく

↑新燃料噴射システムは、その高効率が認められ、あのポルシェも採用したほどのもの
 カブリオやGLiの2Lエンジンは、燃料噴射の電子制御が一新された。最大トルクの発生回転数が3200rpmから2600rpmへとダウン。ストップ&ゴーの多いタウンライド中心の人には、より一層扱いやすくなった。
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1995年10月:マイナーチェンジを実施
 マイナーチエンジを受けた1996年モデルが導入された。バンパーのモールや、グレードによってはサイドプロテクションモールまでボディ同色になり、高級感が向上している。また4速ATはフルロック機構を備えた新型ファジー制御が採用され、ABSも新しいシステムへとバージョンアップされている。走りはルックス以上に洗練されたと言ってもいいだろう。またCLiもヒーター付き電動ドアミラーを採用するなど装備を充実。
↑スチールホイールとブラックサイドモールはCLiのみになった ↑助手席エアバッグ装備で廃止されたグローブボックスが復活した ↑GTIとVR6専用だったルーフアンテナが全車標準のアイテムに
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1996年10月:ゴルフワゴンに1.8Lモデルが登場

↑2.0との違いはホイールと前席のシート形状ぐらい。91psのエンジンは軽快な走りが楽しめる
 ワゴンの人気が急騰したのを受け、より手頃な価格設定を実現した1.8Lエンジンのワゴンをラインナップに追加した。エンジン自体はCLiのものと同じだ。
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